ブラック企業死すべし
タイトルは「野獣死すべし」より影響を受けた。
わたしは又吉イエスばりに、「ブラック企業は腹を切って死ぬべきだ」と
考えている。
わたしの中でブラック企業の定義は労働に見合う対価・給与が支払われない
だ。ちなみにハラスメントは犯罪なのでブラックでは無くDEATH企業だ。
一言にブラック企業と言っても色々な切り口があるが、わたしが一番忌み嫌うのは俗にいう「やりがい搾取」だ。給与が低い、残業代が出ない、休日出勤、良く分からない成果主義などだ。よくブラック企業でも必死で3年働くと給与は少ないが能力と経験値が上がると言うが、それは無駄な精神論と根性論だけが発達するだけの可能性が非常に高い。これが自身にも周囲にも非常に悪影響を及ぼすのだ、時間をかければ・残業をすれば・休日出勤すればという時間を消費して物事をすすめる癖が着いてしまうのだ。
効率化・合理化・標準化、人に助けてもらうという観点がすっぽり抜けてしまった人を幾人も見てきのだ。
それではブラック企業を変えるためには、どうすれば良いのか。
わたしの答えは何もしない、ようは逃げるになる。
他人を変えるのが困難のように、会社を変えるのもとても困難だ。
ダメなものはダメと考え転職した方が良い、もしくは逃げたほうが良い。
生活・収入が途絶えることを危惧するのは当然だがそれは一時だ、人生が破壊されるよりは良い。みなさんの周りにも頑張りすぎて人生が壊れて、引きこもりになってしまった、周囲に危害を加えてしまった、連絡が取れなくなってしまった、命を絶ってしまった人はいるはずだ。
大事なのは辛くて辛くてどうしようもない時は、逃げることだ。
日本はとても恵まれた国であらゆるところに支援・助けてくれる団体・人がいる。詐欺まがいの人間もいるが、多くは善良な人々だ。
ただ、心が壊れると正常な判断が取れなくなり、悲しい結果になる。
辛い環境が人間を磨くことに異議は無いが、それは人それぞれ。
綺麗な「がんばれ」なんか捨てて、辛かったら逃げましょう。
助けを呼びましょう。生きることの方が楽しいですよ。