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映画の感想『ラストナイト・イン・ソーホー』

(ネタバレあります)

この映画の最大の魅力だと感じたのは構成

現代パートと夢パートを序盤からミックスして中盤から後半にかけて分け隔てなくカットインさせて観客を惑わせる方法は面白い。

さすがエドガーライト監督といったところ。

最初の夢トリガーは寝室で寝たら見るという設定を徐々に関係なくしていったところ

犯人は連続殺人犯なんだけど犯人も同情せざるをえないみたいな金田一やコナンの犯人は好きじゃない、悪人は悪人としてしっかり描くべき、じゃないと殺人を正当化してしまう。

ホラー映画のジャンルとして宣伝されてたけどホラーじゃない
幽霊登場シーンにホラーのような演出があるが全編通してみると大した量じゃないこれでホラーに入れて宣伝するのやめてほしい

これは長考してないのであまり簡単には言えないが、
映画のキモである“夢で見た殺人事件が実際に起きており犯人がまだ生きてる“という事実を解決するのに警察官が一切関わっていない
これはこの作品に関して良い作用が働いたと思う。(細かいことをいうと若干女刑事が関わっているが解決に手助けしたとは言えないのでノーカンとしたい)




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