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シド・ミード没後一周年追悼企画 配信トークライブに参加して

こんばんは。
月曜投稿担当のラマンハラです。
先日、オンラインではありますが
私の敬愛するインダストリアルデザイナーであり
“ビジュアル・フューチャリスト”の
シド・ミード氏の没後一周年追悼企画
配信トークライブに参加しました。
気がつけば2019年の12月にシド・ミード氏が
亡くなられて早1年が経つのですよね。

そして昨年の春には34年ぶりに
日本でシド・ミード展が開催され
約32000人もの方々が展覧会に訪れたそうです。
当然のことながら
展覧会があるのは知っていたので
私も絶対行くつもりでいたのですが
結局のところ、仕事や諸般の事情で
行くことができなかったという
悔しい思いをしたのです。

そんな鬱憤を晴らすかのような企画が
まさに私にってはこの追悼企画。
知り合いの方がfacebook上で紹介していたのを見つけ
即決で参加を決め
支払い決済しました。

私がシド・ミード氏をちゃんと知ったのは
私が大の宇宙戦艦ヤマトファンであることから
アニメ・宇宙戦艦ヤマトの物語が一旦終了し
再始動するということになった時に
ヤマトのデザイン(YAMATO2520)が新しくなる
ということを聞き
そのデザインを担当したのが
シド・ミード氏だったわけです。
それ以前にも
シド・ミード氏のフューチャリスティックなイラストは
知っていたものの、そのイラストを誰が描いていたのかは
あまり調べることもせずでしたが
これがきっかけで氏のことをより詳しく知りたい、
というようになりました。
氏の代表作は『トロン』『ブレードランナー』などもありますが
私にとっては先のヤマトもありますが
「スター・トレック」の初めての劇場映画も
お気に入りの一つです。

そして話は戻りトークライブについて。
これは展覧会とは違う醍醐味でした。
〜未来の若きクリエイターへ贈る〜
「巨匠たちが語るシド・ミードの世界と魅力」
と題して、氏にゆかりのある
錚々たるゲストの方々が織りなす
ロボット・SF・デザインなどの縦横無尽の未来トーク。

ゲスト参加した方々のほとんどを私は知っています。
[第一部]大友克洋、加藤直之、樋口真嗣、渡辺 繁/清水 節(モデレーター)
[第二部]出渕 裕、河森正治、宮武一貴/植田益朗(モデレーター)

内容はマニアックすぎて
ここで書き連ねることはしませんが
ゲストの方々のシド・ミード愛がとてつもなくすごい!!
もちろん氏とお会いしたことがある方で
交流も深めている方々、
裏話やゲストの方々なりのシド・ミード氏の関わった
仕事についての考察など
とても興味深いものでした。

そして、私がこのトークショーで
一番ずっきゅーんと来たのは
河森氏の言った言葉。

「企画を発注する側は
デザインをオーダーするのか
単なるスタイリングをオーダーするのか
ちゃんとしたディレクションをしないと
それを受ける側の人やグループ・団体が
認識ブレを起こし、
世界観がちゃんと立ち上がらない」
というお言葉。

どんなに素晴らしい才能を持っている人でも
シド・ミード氏でさえ
企画の沿った世界観を構築することは難しい
ということをあらためて知ったことでした。
この下りはこのトークショーの中で
度々語られます。

そんな話も含め
二部構成で4時間という長丁場の
トークショーですが
有意義な配信だったと思っています。

こじつけとなってしまいますが
このような濃密なトークショーや
配信内容が
ぬまずっきゅーんでも実現できるよう
ずっきゅーんメンバー全員で
精進していきたいですね!!

今年最後のゲストの配信は
戸田のタゴール ハーバーホステル を運営する
鈴木智博さん
ぜひお聴きください!!

ぬまずっきゅーん

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