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食べログ方式で自由研究

おつかれちゃんです
小学校のセンセイ、ぬまっちです

まだ頑張ってますよ。Voicy笑
最近、ボクに会った時に
「おつかれちゃんです!」
って言ってくれる人がいます。
「聞いてるよ!」のサインですよね。
嬉しいです。
Voicyの「おつかれちゃん!ねる」はこちら

先週くらいから、インスタのリールも始まりました。
台本通りにできず、読めず。読んでも棒読み・・・
そういえば、初めて講演した時もそうだったな。
プレゼン作って、台本作って。初めての講演をしたけど・・・
講演を聞いていた仲の良い友だちから言われたことが響いたなぁ

「普段の方が面白い。台本通りに話してるのなんかつまんなかった」って。

そこから、スライドに図とか絵とか用語だけ載せて、あとは会場のみなさんを見ながら話していく、今のスタイルになったんだったなぁ。
あ、そういえば、Voicyも最初は台本読んでたな笑
きっとリールもちょっとずつレベルアップするはず(?)だから、応援して見守っててください笑

さて、今日は、自由研究のことを書きます。

インターネットが普及する前は、とにかく調べることが大変な時代だった。図書館に行ったり、新聞を集めたり。新聞のスクラップなんて、今はどれくらいの人がやってるんだろう?だから、どんなものがあるのか調べて、まとめたらそれはもう「自由研究」として提出しても、「すごーい」とか言われてた。

例えば、「夏休みのお天気調べ」なんて自由研究はたくさんありましたよね。
毎日の天気と気温を記録して、まとめて、グラフにする。みたいな。
だから、夏休み最終日には新聞に「夏休みの天気一覧」が掲載されてるのも見たことあるなぁ。
現代だと、ネットで調べたらまとめが出てくる。

偉人の一生を年表にしてまとめる自由研究もあったなぁ。
これもやはり、調べてまとめることが「簡単ではない時代」の自由研究。
ネットで検索したり、なんならChat GPTとかにお願いしたら、あっという間に調べてまとめてもらえる。

そう、調べて、まとめるだけじゃ「研究」にならないのです。

じゃあ、どうすりゃいいんだ!
となると、なんとなく「サイエンス」の方向に寄っていく。

十円玉をお酢につけて、その状態を写真とって、まとめる。
昆虫をたくさん捕まえて、標本にする。
自由研究キットなんてものも売ってるよね。
つかめる水を作る、薬品を使って噴水を作る。

結局、決められたことを決められた通りに行うだけで、考えてないよね。
そう、研究で大切なのは、調べたりまとめたりしたことから、考察すること。この考察こそが、研究のキモになる。

だけど、子どもが考えられそうな身の回りのことを研究にしようとしても、うまくデータが取れそうもない。例えば、味噌汁にはどんな具材が合うか、どれが美味しいかを決めるには、どうやって「美味しい」を決めるのか。自分が美味しいと思っても、それって主観的で他の人がどうかわからない。

客観的に、美味しさを測るには、データを取る機材が必要だったり、美味しさの基準がはっきりしてる必要があるよね。

例えば、ラーメンの茹で加減。固めとかバリカタとかあるけど、それってだいたいこんな感じ?とか、茹で時間とかでお店ごとに決まってるくらいで、どのくらいかみごたえがあると「カタ」とかはやはり個人の感覚による。つまり主観的

その点、パスタの茹で方の「アルデンテ」は客観的だよね笑
パスタの中心に芯が残る程度に茹でるって。

結局、
「しょっぱい」も「辛い」も「甘い」も「歯応え」も、みーんな主観的。

もう、こうなっちゃったら、
「自由研究なんかやりたくない!」
ってなるよね。そりゃ。

身近なことで研究すればデータが取れない。
データの取りやすさとか、再現性とか求めれば、なんとなく「いつもの」自由研究になる。

身近なことで、簡単にデータが取れれば!

そう。
「食べログ方式」じゃん!
「食べログ方式」なら研究が成立するじゃん!

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