三陸女将の記録

民宿沼田屋女将/唎酒師/陸前高田防災を考える会/三陸フレスコボールクラブ/りくぜんたか…

三陸女将の記録

民宿沼田屋女将/唎酒師/陸前高田防災を考える会/三陸フレスコボールクラブ/りくぜんたかた活況会/に所属しています。 陸前高田市をよりよい街にする為、日々活動しています!!

マガジン

  • 商いは飽きない!経営って面白い

    震災、コロナ、物価高など経営には困難がありますが、それでも経営は面白い。辛い事もあるけれど、楽しいから続けられる。トラブルをスキルアップのチャンスと思い、経営を通じながら成長し、充実した人生を送るため奮闘中です。

  • りくぜんたかた活況会

    経営を学びながら地域を活況させる事を目的に活動しています。経営を長く続けていく為にはその地域が元気でなくては難しい。皆で経営について教え合いながらスキルアップし、事業だけでなく地域も一緒に経営しようという団体です。

  • 三陸フレスコボールクラブ

    三陸フレスコボールクラブの活動やフレスコボールリクゼンタカタカップなどフレスコボールに関する投稿をまとめました。

  • 陸前高田 防災を考える会

    「楽しくて参加していたら、いつの間にか防災スキルが身に付いていた」をコンセプトに活動している市民団体です。東日本大震災の教訓を生かし、防災の知識だけでなく、実際に体を動かしながら楽しく学び、体で覚える防災を目指しています。

最近の記事

【商いは飽きない!経営って面白い#2】部下の能力は上司次第

「部下や従業員が指示通りに動かない。仕事ができない」というお話しを度々聞きます。私もホールの責任者だった時、お客様からアルバイトに対してクレームが続いた時期がありました。その時上司に愚痴を聞いてもらいました。 しばらくして上司に再度会った時も愚痴をこぼしたのですが聞いてもらえませんでした。そして伝えられたのは「前回話をした後、問題を解決する為に何かしたのか?愚痴を言えば解決するなら聞くけどそうでない。愚痴を言う時間があったら、アルバイトの行動がクレームにつながる原因を探して

    • 【りくぜんたかた活況会#1】移住のハードルは仕事!!

      陸前高田に移住を希望する方とお話ししていると、一番のハードルになっているのは仕事が多いです。事業所が少ないので選択肢が少なく、自分の望む職種を見つけるのは、なかなか難しいです。 大きい会社や工場を誘致した場合、その会社が経営不振になった時、多くの方が職を失うリスクがあります。経営が安定している個人事業主がたくさんいる方が、陸前高田のような小さな街には合っているのかなと考え始めました。 今は資本金制度が無くなった為、簡単に起業できる時代になりましたが、経営を学ぶ前に起業して

      • 【商いは飽きない!経営って面白い#1】笑顔でコストをかけずに売上を伸ばす

        接客を始めた時、挨拶、姿勢、身だしなみ、笑顔は大切と教えてもらい、出来ていないと注意されますよね。分かっていても急にはなかなか出来ないものです。以前マクドナルドでスマイル0円というメニューがありましたが、意識しないと笑顔を継続させるのは難しいです。 笑顔を作るには重力に逆らって頬や口角を持ち上げる表情筋が必要ですから、体の筋肉と同じで鍛えられてないと出来ません。普段は無表情でお客様の前だけで笑顔を作っても、筋肉が衰えると綺麗な笑顔にはなりません。普段から笑顔を意識する事が大

        • 【陸前高田防災を考える会#2】震災時に大切なスキル

          陸前高田は東日本大震災後、防災に関する教育が盛んに行われています。多分、三陸の方は他の地域の方よりも防災知識があると感じています。 ただ、防災知識が多い人が助かるという訳ではないです。震災時に大切なのは【素早い状況判断、選択、行動】が大切だと考えています。震災は想定外のトラブルが次々と起こります。じっくりと考えている時間がないんですよね。行動が遅れると命の危険も高くなる。だから、普段から選択や行動を早める意識をしています。洋服やランチを決めるのに、いつも10分以上かかる人が

        【商いは飽きない!経営って面白い#2】部下の能力は上司次第

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        • 商いは飽きない!経営って面白い
          1本
        • りくぜんたかた活況会
          1本
        • 三陸フレスコボールクラブ
          1本
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          2本

        記事

          【三陸フレスコボールクラブ#1】思いやりのスポーツ、フレスコボールって何?

          フレスコボールはブラジル発祥のビーチスポーツです。ラケットでボールを打ち合う、日本の羽子板のような感じで、敵と競うのではなく味方同士でラリーを続け回数やテクニックを採点する競技です。相手の打ちやすい所へボールを打ち返すことが大事なので「思いやりのスポーツ」とも言われています。 陸前高田にフレスコボールが入ってきたのは、元フレスコボール日本代表の選手が移住してきた事がきっかけです。そしてフレスコボールの大会が2022年に高田松原海水浴場で開催される事になり、観光物産協会が体験

          【三陸フレスコボールクラブ#1】思いやりのスポーツ、フレスコボールって何?

          【陸前高田防災を考える会#1】立ち上げのきっかけ

          私の行動の源は、ほとんどがお客様の言葉や行動がきっかけで始まっています。 陸前高田は津波伝承館や震災遺構も多く、奇跡の一本松をはじめ震災関連で訪れるお客様が多くいました。津波の多い三陸に住む私たちは、海を「正しく恐れる」感覚がありますが、感受性の強いお客様は、三陸観光が怖くなってルート変更したり、小さい子は親に「怖いから帰りたい」とお願いしている姿を見かけたりしました。 そんなお客様を見る度に、不安を取り除いて笑顔で観光して欲しいという気持ちが強くなりましたが、安全な街づ

          【陸前高田防災を考える会#1】立ち上げのきっかけ

          はじめまして

          岩手県沿岸、三陸の陸前高田市にある民宿沼田屋の菅原です。 震災後、現在の米崎町で営業を再開し、今年で10年になります。この地で営業を10年続けてこられたのも、お客様や地域の方々のおかげです。 この先、10年、20年と営業を続けていくには、宿だけでは無く地域や街が元気でなければ難しのかなと思い、陸前高田市をよりよい街にする為にまちづくりの活動も始めました。 主な活動は「陸前高田防災を考える会」「三陸フレスコボールクラブ」の代表。最近は陸前高田を盛り上げる為に「りくぜんたか