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作曲上達の正攻法

僕が考える、作曲上達の正攻法を挙げてみます。
作曲事務所に所属している僕も、実践しています。
初心者〜上級者も以下の流れだと考えています。


自分を知る


自分は、どのような考えやタイプなのかを知ることは重要です。
感覚的に、俺はこうだ。と突っ走れる人もいますし、
いろんなことを吸収、学びながら進める人もいます。
感覚的に、俺はこうだの人は、参考にならないと思うので、以下は読み飛ばしてください。

作曲をする


知識や経験の度合いもあるでしょうが、作曲をするのが上達の近道です。
やってみると、自分にとって、何が得意で何を改善すべきか見えてきます。
まずは、得意な所から攻めて、徐々にできる範囲を広げていくのが良いと思います。参考までに僕の作曲方法を書いておきます。


既存の曲を聴く


既存の曲を聴いて感動します。
感動すると、創作意欲が湧きます。
そして、次は、どのように曲が成り立っているか分析します。
歌詞、メロディ、コード、編曲、楽器の使い方、フレージング、構成
ミックス、マスタリングなど、様々な観点から、自分のできるところから
聴きます。どのようなことでも良いので、自分なりの仮設で〇〇だから、良いのだろうな、と立てることが大切だと考えます。

学ぶ


どこの行程にするかは、人それぞれですが、学びます。
知っておいて損はないと思います。
理論書を見たり、先人たちが、どのように曲を作ったかインタビューを聞いたりすることです。身近な人にどうやって作ってるか聞くのも一つの手です。
慣れてきたら、歴史を知り全体像を知ることも重要だと考えます。
おすすめの本も挙げておきます。


コピーする


メロディや、コードがどう成り立っているのか、楽器を演奏してみたりして、自分の体に染み込ませるようにコピーするのが良いです。
なぜ、この音なんだろうと思ったり、こういう使い方があるのかと、新たな発見に繋がったりします。

人に聞いてもらって褒めてもらう


褒めてもらうと、次につなげようという創作意欲が湧くので、良いです。
もちろんプロ目指す人などは、厳しい意見にも耐えるのもアリです。
第三者からの意見により、次はこうしてみようとか思います。
マリオを作った、任天堂の宮本さんは、あえて何も言わずにスタッフを呼んできて、初見でプレイさせてどう動くかを見て、改良を加えていくとのことでした。曲も同じようにそのような目線ができます。
人の意見は、そうだなと思ったら直します。
自演の方は、ライブするとお客さんの盛り上がりとか演奏していて、改善点が見つかるので、それを元に直す方法もあります。


全般に当てはまることですが、作曲も、考えて仮説立てて、行動して、改善していくといったループを回せる人が上達するのかなと思いました!
もちろん、他の方法でうまくいく人もいると思います。感じたまま曲を作って上手くいく人など、様々なので、自分がどれに向いているか確かめながらやるのかも良いと思います。





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