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音楽におけるポピュラリティ(大衆性)とは

音楽におけるポピュラリティ(大衆性)について考えてみます。

オリジナリティについては↑の記事で、考えました。

以下、ネットで調べてみました。

ポピュラリティー(popularity)

大衆性。流行。評判。人気。

出典 小学館デジタル大辞泉より


大衆性ですよね。流行、なるほど、人気がある。確かに、などと思いました。

大衆性とは、何を持って大衆性なのでしょうか。
音楽における、人間に共通する心地よいメロディというものが、あると思います。また、日本人に好まれる音階や展開もあると思います。
J-POPというジャンルが90年代に定義づけられて、そのフォーマットが確立したと思います。
例えば展開でいうと、A-B-C(サビ)の展開だったりします。
洋楽であるようなA-B-A-Bは、あまり好まれないと思います。
コードも少し専門的になりますが、ダイアトニックコードをめいっぱい使って、カラフルにしたりします。ⅣーⅤーⅢーⅥ進行など。文字だとわかりづらいかもしれませんが、音を聞いたら、あーこれね。と感じる人は多いのでは、と思います。
そういった、ある程度の定型フォーマットにのっとった規定演技がきちんとできているか、というのが大衆性な気もします。オリジナリティとポピュラリティのバランスとも言いますが、オリジナリティ、我が道を行くだけど、尖りすぎて、大衆性がないし、ポピュラリティだけだと、ありきたりになってしまうし、という感じで、すごく、すごく難しい問題だと思います。
オリジナリティとは、と考えた時には、膨大なインプットとアウトプットをし続ける、ことがオリジナリティに繋がる、と結論付けましたが、ポピュラリティもそうかもしれません。
その中で、共通する何かや、みんなが持っている公共性みたいな、もの、みんなで味わえるというのが、大衆性ではないかと感じています。
インフラというか、地味というか、地道というか。そういうのに、オリジナリティが見え隠れもしている印象があります。
大衆性を持つ、品がある、とか、人に好かれるようそ、人間的で言えば、日本人のもっている精神性、例えば、詳しくはないですが、儒教、神道、武士道などがまぜこぜになっている精神性でしょうか。
そういった、共通的な項目をきっちりと抑えたうえで遊ぶ、という感覚があります。
つまり、公共性と自分はここにいる、こうするんだという自立した精神性と両方必要な気がする。という所までは気づくことができました。
以下、散文的になるのですが、思い切って書いてみます。

人間が作る音楽だから、人間と人間のコミュニケーション。相互が高まるエネルギーの交換みたいな、ことになる。そこで、お互いが持っている、礼儀的なもの、あるいは定型的なもの、を踏まえた上で、核心に入っていくための、外側の部分がポピュラリティが担う役割な感じがします。
人気なども後からついてくるものなので、かっこいい、かわいいなど、色々な要素を兼ね備えている事だと人気を博しやすいとか、そういう感じでしょうか。

そろそろまとめたいと思います。
礼儀、守るべきお約束みたいなのが、大衆性を担保するもの。
本当はもっと、色々取りこぼしている感じがしますが、
一旦は、ここで締めたいと思います。

もう少しだけ。
仲良くなるための手段みたいな感じでしょうか。
ある程度の人、最大公約数として、どこまで守り切れるかみたいな感じもあると思います。
大人数には受けるけど、刺さるポイントが浅くなるとか。
これがオリジナリティとポピュラリティのバランスということですね。
横軸が、人数でポピュラリティ。縦軸が深さでオリジナリティ。
という感じでしょうか。一旦整理できました。
すみません、本当はもっと深いものでしょうが、今のところ、ここまです。

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お読みいただきありがとうございました。




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