わたしが時代を感じるとき

昨日、こういうツイートをしたところ、幾人かの方々からご意見をいただいた。「教育のせいにするな」というご意見についてはまことにおっしゃるとおりであり、弁解の余地もない。

大雑把に言うと、ツイッターでは否定されがちな「体育会系のノリ」が、わたしの身体には滲みついているということである。こびりついて取れないといってもよい。

日本全国がそうだったというわけではないだろうが、わたしが中学生だった1980年代半ばから後半、わたしの通う公立中学および近隣校は、男子は丸刈り、女子は三つ編みまたはおかっぱ頭と、cmやmmレベルまで厳密に決められていた。これを守らない生徒に対して教師は注意を与えるのだが、その注意の仕方が、男子はげんこつで殴るか、女子はびんたをするか等であった。教師によっては生徒に駆け寄るや、やおら殴り倒して、その後で殴った理由を怒鳴りつけることもあった。他にもさまざまな体罰があったが、ここでは詳述しない。今さら教師に恨み言を言いたいわけではないからである。

ここから先は

2,891字
この記事のみ ¥ 300

記事に共感していただけたら、献金をよろしくお願い申し上げます。教会に来る相談者の方への応対など、活動に用いさせていただきます。