#053かくかくしかじかと赤めだか
ところで,厳しい指導を受けたことありますか?
そんなあなたにおすすめの2作品の紹介です。
まずは,東村アキコ先生のかくかくしかじかです。
「書け,いいから書け」
良いですね。むしろ清々しささえ感じます。
東村アキコ先生の青春を描いたものであり,
絵画教室の先生とのエピソード盛りだくさんです。
次に,立川談春師匠の「赤めだか」です。
「どうやったら俺が喜ぶか,それだけ考えてろ。患うほど,気を遣え。」
ふむ。いや本当に考えさせられます。
誰もが知る立川談志師匠との師弟関係です。
嵐の二宮君が主演でドラマ化されました。
とってもおもしろかったです。
いずれも師弟関係が描かれていますが,
このような師弟関係は今後も残っていくのでしょうか。
ハラスメントが取り締まられるようになって,
昔ながらの師弟関係のやりとりの中にはアウトのものも多くなりました。
もしかしたら今後このようなエピソードを目にすることは,
なくなってしまうのかもしれません。
もちろん,ハラスメントといえばハラスメントなので,
ダメです。
だけど,師弟関係ってそういうものだったよねって感じで,
古典としての位置づけでも良いので,
一つの文化として残っていって欲しい気持ちがあります。
師弟関係のある種の不器用さ?から垣間見える
信頼関係(?)というのは,趣深いものがあります。
ノンフィクションとフィクションのボーダーラインっ!
(20201114作成記事)
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