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自分のものさしを知る

こんにちは、こむぎ むぎです。見てくださった方、どうもありがとうございます。今は世界全体が自粛ムードで、一人一人自分のことを考える時間も多いのではないかと思います。私もその一人。

今日は、”ものさし”=価値観のことについて。よく価値観のことを、ものさしに例えることがあると思います。不思議ですよね、何でものさしが価値観を指す言葉になったのか。だって、ものさしはどこに行っても誰が測っても、長さってぜったい同じになりますよね。客観的にみて判断ができるわけです。しかし一方で、価値観は人それぞれが違っていて当たり前で、同じわけがない。なんで、価値観をものさしで捉えることになっていったのか不思議だなと思っていたわけです。もちろん、その歴史やなぜ?を知りたいわけではないのですが。。。

今更ではありますが、改めて”価値観”という言葉を知らべてみました。

どのような物事に価値を認めるか、という個人それぞれの判断基準を表す言葉。-実用日本語表現辞典より-
何に価値があると認めるかに関する考え方。価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断。 -Wikipedia-

やはり、個人それぞれの判断なのですね。そして、何に価値があるかないかを決めるのは個人ということ。

先日のnoteでも、強みを人と比べないということを書いたのですが、価値観もそうだなと思っています。もちろん、「女性も出産後に仕事に復帰してバリバリ働く」とか「一人で成果を上げるよりチームとしての成果を上げていくことが良い結果をもたらす」とか、そういう社会風潮的に表れる価値観もあるとは思います。そうした時代の流れの中で生まれる社会的なものもあるにせよ、それでも個人として価値観というのは持っておいたほうがいいなと思っています。

ただ、価値観といわれてもすぐにピンとくる人ばかりではないと思います。(強みとおなじように)もちろん私もそうでした。特に、学生さんや社会人になりたての方は、わからなくても当然だと思います。価値観は、人との出会い、様々な経験などを通じて、徐々に形成されていくものだからです。20代後半~30代になってくると価値観が少しずつ見えてくるようになると思います。

そして私は、この”自分のものさし”を知るために、いろんな人に話を聞いてもらいました。いわゆる「語る」ということです。私がキャリアカウンセリングのことを始めたのも、この「語る」ということの奥深さを知ったからです。コーチング・カウンセリング・友達に語る(答えをくれる人ではなく、何も言わずに聞いてくれる人がおすすめ)でもなんでもいいのですが、自分の中にあるいろんな体験とその時に思った感情(←これがポイント)を思うがままに吐き出してみる作業をお勧めします。家族だと途中であーだこーだと始まってしまうので、客観的な人に聞いてもらうほうがいいです。

この作業を繰り返していくうちに、「自分ってこんなことを思ってたんだ!」「こういうことが好きだったんだ!」「こういうことは嫌いなんだ」ということに徐々に気が付いていきます。自分のものさしがわかっていきます。

今は自粛中でたっぷり時間がある人が多いかと思います。忙しいときには改まって時間を作ることは大変なので、こういう時に少し自分のことを考えてみるのもいいかもしれません。人に会うことが物理的に難しい場合、電話やZOOMでもできます。(私もいずれ、こちらのnoteを通じて個人カウンセリングを展開していく予定です)

くしくも、世界的に大きな転換期を迎えていることは間違いないですね。これからどうしていきたいのか、何を大切にしたいのか、”自分のものさし”をきちんと持っていることが、これからますます重要になっていくのだろうと思っています。

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がんの発覚から、不妊治療、妊娠に至る話は、instagramにまとめています。ご興味ある方いたら、どうぞ見てください。私が受けた治療や経過などを綴っています。(まだ時系列的に癌のところなのですが。。。)
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