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『ミザリー』①_100日後にZINEをつくる、19日目

集中しなくちゃいけないことがたくさんあるのに、いつもの如く睡魔に負けそうなので、『ミザリー』を見る。
子どものわたしにとっては、『シャイニング』の父の斧よりも、『ミザリー』のアニーのハンマーの方が怖かった。
悪霊とか悪魔のせいじゃないのに、こんなふうに生きたまま怪物になる人間がいるんだってことが、恐ろしいじゃないか。

しかし、大人になってから読んだ原作がびっくりするくらい面白くて、恐怖小説で人をげらげら笑わせることのできるキングは天才。
設定では小説の方がむごいことになっていて、ポールは斧で足を切断されたり、指を切り落とされたり、アニーのモンスターっぷりがすさまじい。

『ミザリー』1990

「ミザリー」がベストセラーになって以降、思うような小説が書けず悩んでいた作家のポールは、ミザリーから卒業して次の作品に取り掛かりたいと思い、最新刊でミザリーを死なせて完結させてしまう。

新作を書き上げた帰り道、雪山で車が事故にあい死にかけたところをアニーに助け出される。

このアニー、ポールをかついで運べるくらい大きなからだをしているのに、表情は少女のようにうぶで、時折見せるモンスターの片鱗が普段のやぼったい姿とのギャップでより狂気を増す。
絶対アニーはフレディより強い。

まだ初めの20分しかみていないけど、アニーのつよそうな姿に少し元気をもらえたので、続きはまた次回。




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