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ケアとかフェミとか

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#フェミニズム

映画『バービー』とフェミニズムへの悪口_100日後にZINEをつくる、84日目

映画『バービー』を子どもと一緒に観る。 フェミニズム作品として観ていない子どもたちは、バービーランドの残酷さも、ケンの愚かさも、マテル社のポンコツおじさんたちも、コメディとして素直り受け取り、げらげら笑って楽しむ。 フェミニズム作品として受容したわたしは、「この主張は何?」「これはエンパワメント?皮肉??」「バービーランドのマイノリティとは」と眉間にしわが寄ってしまい、作品と対峙している気分になる。 「この部分、すごくいいと感じるけど、でもこれが反転であるとすれば、わたしが

ジェンダーバイアス_100日後にZINEをつくる、29日目

フェミニストのなかにある「らしさ」の呪い ここ数年、フェミニズムを学び始めてからメディアの発信や他者の発言に対して、そのまま鵜呑みにしない基礎体力はなんとなくついてきた自覚がある。 娘と息子を育てるにあたっても、「〇〇らしさ」の呪いをかけないように意識してきたし、子どもたちにも「性別に関係なく、自分でいることにエネルギーを使ってください」と伝えてきた。 ところがどっこい。 この前登山をしたときのこと。息子が姉に対して「ここの石すべるから気をつけて!」とか「(ぼくが)

家族へのケアについて考える_100日後にZINEをつくる、14日目

まいにちまいにち「ZINEをつくる」という題名で、とりとめもなくいろんなことを綴ることが、「ZINEをつくる」=「ZINEをつくる過程の自分も含まれる」に意識を変更したら妙な義務感による苦しさがなくなってきた。 こうやって自分のなかの意識ひとつで認識は変化するから、やっぱり世界は自分の中にあるって真実だなあ。(マトリックスとも再度きちんと向き合いたい) 家族へのケアについてかんがえる 今日は『ケア』について考えてた。 「家族へのケア」という言葉から連想するのはどうした