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読書感想文#38〜100%好かれる人になるためには?〜

人間の悩みの80%は人間関係だ (エリック・バーン)

つまり、人間関係の悩みがなくなれば人生の80%はうまくいくということ。

だれにでもできるのに1%の人しかやらない、違いを生むこの1%の習慣を継続すること。

それこそが、「また会いたい」と思われる人になるコツ。

そんな1%の習慣について書かれている松澤萬紀さんの『100%好かれる1%の習慣』を今回読みました。


この本を読むと、コミュニケーションというのは自分がどう行うかより、相手がどう受け取るかということかが大切だということをとても感じます。

1.話の聴き方

自分は話を聞いているつもりでも、相手には聞いていないように見えることがよくあります。

大事なのは、「自分がどう思うか」ではなく、「相手がどう思うか」です。

「聴く」とは愛の行為であると筆者は言います。

どういうことか。

聴くことには、忍耐が必要で、余裕がないとできないということ。

話の途中に、相手の話を遮ったり、話の腰を折ったりしていませんか?

無意識のうちにでも、していることもかなりあります。

自分も気をつけてはいるものの、やってしまったと思うこともよくあります。

話す量としては、相手:自分=8:2くらいを心がけましょう。

2.当たり前と思わない

してもらって当たり前と思うと、感謝の気持ちをなくしてしまう。

ありがとうを言わなくなると人の縁は切れていきます。

また、ありがとうと言われて嫌になる人はいないはず。

ありがとうと言われた瞬間こそが、「自分は誰かの役に立てている」と確信できる瞬間。

些細なことでも、ありがとうがあるかないかではかなり違いが生まれるように思います。

ありがとうを受け取った側も、ありがとうと言われたことでもう一度してあげようかなという気持ちにもなりやすい。

逆に言わなければ、この人はありがとうも言ってくれないのか、もう次からはいいやという気持ちになるかも知れません。

こう、改めて感謝について考えてみると、大切さを感じるし、自分も感謝されて嬉しいこともあるなと思います。

これからも、意識的にも感謝することを心がけていきたい。

3.さいごに

こういった、日常の心構えなど大きな部分から、割り箸の割り方、傘の持ち方などとても細かいことまでこの本には書かれています。

髪は細部に宿るとも言いますが、そういった細かい部分でも相手に与える印象が変わることもあります。

しかし、今すぐから全てを変えることはできません。

また、付け焼き刃では相手にも見抜かれてしまいます。

意識を今からでも変えて、少しずつ自分の体に馴染むまで繰り返し意識的に行い、習慣とし自然にそれが行えるのが理想です。

定期的に読んで、更新していきたいなと思います。

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