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ビールについて徒然 2024/7/31

仕事終わりに飲む、缶ビールは最高ですよね。
特に今年みたいな猛暑な夏は、ビールなんて何本あってもいいですからね。

そんなビールで🍺ふと徒然考えた。
いつから徒然マンはビールを上手いと感じるようになったのか、、、

初めて飲んだ時は「うげっ、にが。」だった記憶がある。親戚が酔っ払った勢い「一口飲んでみぃ、ひひひひひ」みたいなあれである、幼き日の記憶。これもまた田舎あるあるである。
この時の「うまい!指数は0.77である」

そして、時はすぎ、大学生になった私。無事に成人式も済ませ。晴れて正式に酒が飲める年になりました。
そして、改めてビールを飲んだ、、、この時飲んだビールは今でも覚えている。「ハートランド」だ。ドキドキしながら入ったバーの店員さんに「生のハートランドありますよ」と言われたのだ。その時の徒然マンはこう思った「ハートランドとか知らんけど、なんか素敵な響きやん」と。
「生」だし「横文字のビール」だし。まずいわけない!!と思っていた。
そして、満を持して「生」の「ハートランド」を飲んだ「ごくり!!」
「nnnnnnんー、全然、にがぁぁぁい!!むしろ幼き日の記憶より苦ぁぁぁい」
この時の「うまい!指数は0.81である」

さらに徒然マンは年を取り、いよいよ就職。
一応、人並みに一般的な職に就いた。まぁまぁの人生である。


そして社会人になって、初めての夏!血と汗のにじんだ給料が振り込まれたことを確認しながら、近くの高級スーパーに行き、性懲りもなくまたビールを買うことにした。
なにやら「クラフトビール」なるものが流行っているらしいという情報を胸に意気揚々とスーパーの自動ドアを抜けたのである。

スーパーのクラフトビールコーナーにたどり着いた徒然マン。
あまりの種類の多さにたじろぐ、「もしかして素人が足を突っ込んではいけないゾーンなのでは?」と選ぶのを悩むふりをしながら、すぐにスマホで「クラフトビール 素人 おすすめ」と調べた。恥ずかしいので画面は暗めにした。

いろいろなページを見て、ひどく悩んだが、そもそもビールを普段のまないのに、「コク」「苦味」「香り」とかパロメーターで出されてもわからないのである。全然素人向けのページはないのである。

ここで徒然マンは考えた、よくCDを買うときに「ジャケ買い」という言葉があったと思う。本を買うときにも「ジャケ買い」はある。

すなわち、この法則はビールにも当てはまるのではないかと思い至った。フェルマーの最終定理が解けたかのような気持ちになった。

よくよく見ればどの会社のクラフトビールも、ひどく愛らしいイラストが描いてあるではないか。
小気味いい猫ちゃんが書いてあるビール。


雪の中を鹿さんが歩きこちらを向いているビール。


なかなかかわいいではないか。

そんな中、異色の輝きを放つビールがあった。
「名前」も「見た目」もである。
徒然マン、小学生の時以来の、一目ぼれってやつなのかもしれない。
一気に胸の高鳴りを感じた。これしかない!!!即買いである。

そのビールはこれ!!

「裏通りのドンダバダ」

タイトルからして味が全然予想できない感じ。最高である。
過去の経験から徒然マンが持っている、ビールへの固定概念をひっくり返すにはうってつけなのではないかと思った。
意気揚々と電子マネーでレジを通った。どこか得意げな顔だったのだろう、店員さんも少し笑顔だった気がする。

家に帰って「裏通りのドンダバダ」を飲むことにした。
コップに注ぎ、様子を見た。「あんまり見た目は今までのビールと変わらんやないかいな」と思った。
意を決して、コップから「ドンダバダ」をゴクリ!!!

2秒間の静寂の後、徒然マンがこぼした言葉は
「う、う、うまい!!!!」であった。
今までのビールで感じたことのない軽さ、程よい苦味。
昔は食べられなかったフキノトウの苦味を大人になっておいしいと思えたあの時のような感動が体中を貫いた!
この時の「うまい!指数は100.21である」金メダル受賞である!

「ドンダバダ」に出会ってからの徒然マンの行動は至極単純である。
「ドンダバダ」を箱買いした。Amazonでぽちりである。

そんな「裏通りのドンダバダ」との出会いをふとパリオリンピックの柔道の試合を眺めながら思い出す。7月末の暑い夜であった。

みなさんのおすすめクラフトビールをぜひご教授ください。よい夏を!

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