続・GH5で写真を撮っている
いよいよ自分の機材ラインナップが安定期に入りました。デジタル・フィルムそれぞれで用途に合ったものが揃ってきています。
なかでも使用頻度が上がっているのがPanasonicのLUMIX DC-GH5。
このカメラは特に動画性能の評価が高く、僕が導入を決めたのもYoutubeを始めたのがきっかけ。それまで使っていたCanonのEOS 5D mark IIIとの置き換えで購入しました。
下の動画を始め、僕のYoutubeチャンネルはGH5で撮影をしています。
こうして動画を楽しむ一方で長らく疑問だったのはGH5の写真性能です。
普通に考えれば中古でも15万円くらいするカメラですし、悪いはずがありません。しかし動画機のイメージが強いためか、GH5の写真っておまけみたいな印象がありませんか?
何より僕自身がそう思っていて、購入からしばらくは動画とブツドリ程度にしか使っていませんでした。さすがにそれはもったいないですよね。せっかくのGH5ですよ。
というわけで写真にも使っみたらやっぱり良い。
すっかりマイクロフォーサーズに惚れ、キットレンズに加えてボディキャップレンズを買い足したり、noteではGH5の写真をまとめるマガジンも作りました。
LUMIX G 25mm F1.7 ASPH.
上のボディキャップレンズに続き購入したのが単焦点レンズの25mm F1.7です。自分のm4/3にはなかったボケが手に入り楽しさが増しました。
GH5で写真を撮るときはほとんどこのレンズを付けています。
最後の子供の写真なんて特にお気に入りです。開放のF1.7、L.モノクロームで撮りました。
このモノクロがなかなかで、jpgそのままを出せる気楽さもいい。FnボタンにL.モノクロームを割り当ててワンタッチでモノクロになるようにしています。
僕が家族を撮るときに使うのはほぼフィルムカメラです。デジタルだと近所のお出かけでさえも撮ってはプレビューを繰り返してしまうからです。
そんなフィルム愛好家であってもどうしてもデジカメが必要なシーンがあります。運動会や習い事の発表会など、自分以外の人が写真や動画を待っているときです。そういうときって、写真を撮りながらも「本番は動画でお願い」っていうリクエストもあるじゃないですか。
そのためのカメラはこれまでEOS Kiss x7i → EOS 5D mark IIIとCanonのカメラが担ってきました。その役割がここでPanasonicに受け継がれました。
フルサイズからマイクロフォーサーズに。カメラとしてはランクダウンにも見られる機材チェンジですが、僕にとってはメリットの方が多かったです。
その理由は2つで、機材のコンパクトさと動画撮影時の手振れ補正でした。
今ではフルサイズミラーレスもボディはずいぶんコンパクトになりました。SIGMA fpなんてコンデジにも見えるサイズです。
だけど、レンズを付けたときバランスはどうだろう。撮影機材全体の重量で見れば軽いレンズの多いマイクロフォーサーズに分があります。
それに家族の写真を撮るときって撮影以外の移動や子供の世話の時間もすごく長いんです。だからカメラの重量はその日の疲れに直結するし、疲れちゃったら家族との時間も楽しめない悪循環(年齢による体力と気力の衰えもあるかも...信じたくないですが)
じゃあコンパクトなレンズを選べば?っていうのもわかるんですが、フルサイズ機を持ったらやっぱり大きいレンズが気になってきませんか?それこそSIGMAのARTシリーズとか。
「5D買ったけどレンズはEF40mm F2.8 STMだけで撮ってます」って人、なかなかいませんよね。
もう1つの動画撮影時の手ブレ補正。5Dではレンズのみの手ブレ補正しかなく、ブレを抑えるには三脚や一脚などの機材が必要でした。
GH5はこの手ブレ補正が強力で、手持ちでもそこまでブレは気になりません。これも機材のコンパクトさにつながるところですね。軽量コンパクトながら守備範囲の広いGH5はすごく便利でした。
(LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER)
そんなわけで、最近は写真に動画にと我が家ではGH5が大活躍中です。