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【外国語学習⑧】読書イベントを開催します!-Let's talk about Governance or Work-

こんにちは。
名古屋大学附属図書館サポートデスクの院生スタッフです。

いつのまにか朝晩が涼しくなって、過ごしやすい季節になりました。
みなさんは、今読みたいと思っている本はありますか?
夜更かしして、ゆっくりと読書に浸る時間は至福のひとときという方も多いのではないでしょうか。

そんな読書の秋!に、今回の記事ではサポートデスク企画の読書イベントを紹介します。

読書イベントの目的は?

 「アカデミック英会話入門:読書イベント」を2022年11月11日(金)と12月22日(木)に英語で、かつ対面で開催します!

 今回のイベントは、留学生のサポートスタッフ(私)を中心に、英語スタッフで企画しました。モンゴルからの留学なので、英語はネイティブではなく、私自身も英語と日本語の外国語学習に取り組んでいます。

そのように外国語学習を進めているなかで、最も重要だと感じたことは何か?
それは、「in-put」と「out-put」というように入出力を同じようにすることです。

 ここでの「in-put」とは、読むこと&聞くことによって外から情報を頭の中に入れることであるのに対して、「out-put」とは、話すこと&書くことによって頭の中にある情報を外へ取り出すことを指しています。

とはいえ、「in-put」と「out-put」のバランスを保つのは難しいですよね。外国語で様々な情報を読んだり、聞いたりしてその内容を問題なく理解しているようでも、他人に伝えたり、書き出したりすることに積極的ではない方も多いのではないでしょうか。いきなり外国語で話そうとしても、何か壁を感じる場面も多いと思います。

 そのため、今回のイベントでは、まず参加者は「in-put」として課題図書を事前に読んでもらいます。当日は、その内容を口に出すだけではなく、その本の中で取り上げられるテーマ(Governance/Work)について他人と英語で意見交流を行うことで「out-put」の機会を作ることを目的としています!

 読書する際に学んだ用語や表現を覚えるだけではなく、文の中に位置付けてからスピーキングすることによって、「in-put」&「out-put」の良い練習になるはずです。

どのような本を読むの?

 今回の読書イベントでは、以下の2つの課題図書を指定しています。
①Mark Bevir, “Governance” (Oxford University Press, 2012)
②Stephen Fineman, “Work” (Oxford University Press, 2012)

図書を1冊読むのは時間がかかりそう…という意見があったため、今回はできる限り参加者の負担にならないように、3つの章だけを課題図書の対象にしています。
どちらの図書も名古屋大学附属図書館に所蔵があり、電子版も読むことができます。オックスフォード大学出版のVSI(Very Short Introduction)シリーズなので、アカデミックな英語の入門書としておすすめです!

①は、11月11日(金)、②は12月22日(木)開催時に使用予定です。興味があるテーマを選んで参加することもできますし、両方の回に参加も可能です。

 イベント当日に話す内容や質問は、名古屋大学附属図書館Webサイトや中央図書館でワークシートを配布中なので、スピーキングに自信がない方は、事前に話す内容を準備してみてくださいね。

 今回の読書イベントを通じて、サポートスタッフとぜひ一緒に英語学習に取り組んでみましょう。みなさんのご参加をお待ちしています!

#英語学習 #グローバルコミュニケーション

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