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【卒論アドバイス⑤】問いの意義とは?

こんにちは!サポートデスク院生スタッフです!

前回、問いの立て方や、答えやすい問いに直す方法をお伝えしました。

今回は、そこで立てた問いの意義についてお話ししようと思います。


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1.そもそも問いに意義なんて要るのか


まずみなさんに伝えなければならないのが、「問いに意義なんて要るのか」という疑問への答えです。

もちろん、意義は要ります!!!

では、なぜ要るのでしょうか?

それは、研究というものが、学問の発展社会への貢献、を目的にしているからです。

「いやいや、大学生にそんなことを言われても・・・」

と思うかもしれませんが、4年間で学んできたことは、そうした目的のうえに積み上げられてきた研究成果の一部なのです。

その集大成として、新たな成果を積み上げてみて、というのが卒業論文の意図ではないでしょうか(筆者の主観でもありますが)。

そうであるならば、

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が求められることになります。


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2.学術的意義とは


ここでは、問いに必要な意義の一つ目である「学術的意義」についてお話しします。

学問の発展とは、これまでの研究を踏まえ、その穴を埋めていく作業だと思ってください。

このとき、その学問が研究している「問題」に対して、以下のような構図が成立します。

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もし本研究が成功したならば、これまでとは違った視点から「問題」を説明できるというわけです。

そうすれば、学問に新たな知見が加わり、より真理に近づいていくと考えることができます。

そのため、具体的に必要とされるのは、①先行研究の収集・整理と、それらを批判する②新たな視点の提示です。(これらの詳しい説明は長くなるので,別の機会に譲ります)


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3.社会的意義とは


次に、問いに必要な意義の二つ目である「社会的意義」についてお話しします。

社会的意義とは、端的にいえば「社会を便利にすることや、豊かにすること」に貢献するかどうかだと考えます。

たとえば、運転手の事故によって人々が命を落とすことがないように、ブレーキアシストは開発されました。

これは、命を落とさない社会=豊かな社会を築くことへ貢献していると考えることができます。

つまり、次の図のように、社会にある不便さや問題を乗り越える手立てに、研究がなるかどうかが重要なのです。

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ここまで、卒論における問いの意義についてお話ししてきました。

もちろん卒論は問いを立てて書くことが大事です。

しかし、問いに意義を持たせて書くことは、卒論を完成させる一つの要素になります。

今回の記事を参考に、卒論の問いを考えてみてください!



note緑の線


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