【活動報告㉒】附属学校での出張講座を開催しました!(前編)
こんにちは!
名古屋大学附属図書館のサポートデスクスタッフです。
今回は、11~12月に実施した附属学校での出張講座について紹介したいと思います!
附属学校出張講座って?
今回の附属学校出張講座は、名古屋大学教育学部附属中・高等学校へお邪魔し、これまで附属図書館サポートデスクで開催してきた「これだけ講座」(新入生向け)と「卒論講座」(卒論執筆者向け)の内容を一部変更して、中3・高1~2生を対象に開講したミニ講座です。
「中学生・高校生を対象に論文の講座を…?」と思われるかもしれませんが、附属学校では科学的思考力の育成を目的とした授業(STEAM)がカリキュラムとして組まれていて、今回はその一環として行いました。
とはいっても、大学生に比べればまだまだ「アカデミックな考え方」や「論文特有の書き方」について知らないことも多く、非常に興味を持ってもらうことができました。
講座のテーマ
本講座では、以下のテーマで授業を行いました。各テーマにつき、1講座30分で開講しました。
①ホントの基本(何を満たせば論文になるの?)
②テーマの決め方・絞り方(ちょうどよい大きさの問いって?)
③文献の読み方(どうして読むの?どうやって読むの?)
④ライティング(誰でも書ける,伝わる文章のコツ)
⑤プレゼンの話し方・聞き方(発表するとき,されるとき)
講座の内容と、講師担当スタッフの感想
まず、①と②の講座で説明した内容を紹介します!
①ホントの基本(何を満たせば論文になるの?)
1回目ということで、アイスブレイクも兼ねた質問に答えてもらいながら、論文の条件を満たす「ホントの基本」について考えました。
大学生を相手に行う卒論講座ではなかなか質問が出ないことが多いのですが、中学生や高校生はいろいろと考えを話してくれたり、ワークシートにも沢山のアイデアを書いてくれていました。
これを機に、何事に対しても「考える」という基本姿勢を忘れず、論文完成まで頑張ってもらいたいです。
(D2・教育 サポートデスクスタッフ)
②テーマの決め方・絞り方(ちょうどよい大きさの問いって?)
2回目の「テーマの決め方・絞り方」では、実際に自分の問題関心を考えてもらったり、そこで出たアイデアを「アカデミックな考え方」に沿って研究課題っぽく書き直してもらうようなワークを行いました。
ワークを通じて、テーマが決まっても、現実的に研究できるのかどうか、その修正はいかにして行うのかなど、大学生にとっても知りたいと思うような内容が学べたと思います。
(D2・教育 サポートデスクスタッフ)
次回は③から⑤の講座内容と感想の記事になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それではまた次回!
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