見出し画像

「仕事」=「つらい」という固定観念について考えてみた

調子に乗ってnoteを書くシリーズ。
仕事が大好きな私(妖精)が考える、今年に入ってとくに意識をしている「仕事」に対する考えを整理するという意味でも、ふと書いてみたくなった。

と言っても、プロとしての仕事の仕方!とか、◯◯はこう仕事するべき!とか、こうやって仕事をしてる!とかそういうことを書くのではなく、あくまでも客観的にみた「仕事」への考えについて整理してみる。

ツイッター依存の私 ( 前回の記事参照 ) は、常にツイッターのタイムラインを見ているが、タイムラインには毎日のように「つらい」という文字を見かける。
「つらい」とは直接書かなくとも「しんどい」「帰りたい」「会社辞めたい」「死にたい」など、つらい状況と捉えられる言葉もよく見る。
見かけるのは比較的平日に多い印象。とくに月曜日。時たま土日祝日。
平日に多いと言うのと時間帯から、この「つらい」はおそらく「仕事」に対してつらいと思っているものが多いのではと憶測する。

無意識に「仕事」=「つらい」ことだと思い込んでいた

私は子供の頃から「世の中はそんなに甘くない」とか「これじゃ社会に出てやっていけないよ」とか「会社では許されない」とか。いかにも社会に出ることはつらいと言わんばかりの言葉を耳にしてきた。
これはつまり「社会に出て仕事をすることはつらいことなんだぞ」と言う意味で捉えていた。
今となっては暗示させられていたとしか思えないが、当時はそう言うものなんだ。と仕事をする前から「仕事はつらいこと」という認識があった。

好きな仕事をしても、得意な仕事をしても、楽しい仕事をしても「仕事」である以上それらは全て「つらい」こと。そういうイメージをしていた。

実際に仕事をする上で「つらい」ことがあるのは事実

実際に社会に出て仕事をしてみると、確かに社会に出て仕事をするとつらいと思うことはある。

仕事が大好きな私でさえ、仕事でうまく思い通りにいかなかったり、失敗することだってあるし、理不尽に責められたり、人権が無いかのような扱いをされたり、納期前日に仕様変更されたり、バグと言う名の仕様追加を依頼されたり、入金がされなかったり、私からのメールは返してくれないのにバグ報告ばかりされたり。仕事をする上では「つらい」って思うことはたくさんあった。

ただ私の中では必ずしも「仕事をすることはつらいこと」というのには違和感があって納得ができなかった。その理由は2つある。

1つ目は、私には趣味が無いから。
私にとっては仕事が趣味のようなもので、仕事は趣味のように楽しくやっていたいという気持ちが強い。やりたいことだけやっていたい!そんなお気持ち。趣味がつらいって人はあまり聞いたことがないが、趣味でもたまにはつらいことあると思う。うん、多分あると思う。多分だけど。

2つ目は、「つらい」ことは「仕事」としてやることではないと思っているから。
仕事というのは個々の価値(成果)を出すことであって、人から頼まれることだけをやることではないと思っていて、極端に言えば人から頼まれることだけをやるのであればロボットにやらせておけばいいじゃんって思ってしまう。

この2つの理由から私は仕事をする上でつらいことはあっても、「仕事」=「つらい」とは思っていない。

人生の3分の1の時間は仕事をしてる

人生の3分の1の時間は仕事に費やすと言われている。つまり、社会に出て仕事をすることがつらいこととするならば、人生の3分の1の時間をつらいことに費やすことになる。人生の3分の1は大きい。(私のアレは小さいけど)

ちなみに、人生の時間の大雑把な内訳は仕事・睡眠・プライベートがそれぞれ1/3ずつと言われている。思っていたより仕事の割合が多かったのには驚いた。そんな大事な人生の1/3をつらいことで使ってしまうのはとても勿体無い。私はそう思った。

仕事をする上で「つらい」ことはあるけど、やり方によっては楽しくなる

私はフリーランスとして活動をしていて、ウェブ系の色々な制作案件を頂くことが多い。例えば、コーポレートサイト制作・LP制作・メディア制作・ECサイト制作・ウェブアプリケーション制作など、ウェブ制作案件が仕事全体の80%くらい。

ウェブ案件の開発というのは上記のようにある程度パターンがあって、一度経験したことあるパターンだと、開発の部分はただの単純作業のような状況になってしまう。この状況は私にとっては「つらい」状況だ。もはや私のやるべきことではない。とまで思う。(言い過ぎ)

このつらい状況は嫌なので、私は開発以外の部分で価値を提供しようと考えはじめる。ただただ単純な作業をすることを仕事にするのではなく、私にしか出来ない価値の提供を仕事にしたい。と言っても実際自分にしか出来ないことなんてそうは無いのだけど。少なくとも今置かれている状況下で提供できる価値はなにかというのを考える。例えば、コーポレートサイトであれば企業のブランディングやプロモーション、LPであればコンバージョン、ツール系のシステムであれば業務の効率化など本来の目的である根幹の部分の提案など。根幹の部分から考え直し、提案をして開発以外の価値を提供できたとき、それが結果にならなくてもその過程を踏むことで「仕事って楽しい」と思った。結果が出たら二重に「楽しい」となる。

ここで私が気づいたのは、仕事で「つらい」と思ったら、視点を変えたり、やることを変えたりして、相手がたどり着けなかった別の価値というのをクライアントに提供することで「つらい」を上回る「楽しい」が待っているんじゃないかなってちょっと思った、ちょっとね。わからないけど。

仕事って楽しいものだと思うんだよね。だって、自分の価値が提供できるんだもの。将来的には「仕事」に対するイメージを変えたいと。そう思ってる。

もしかしたら、私は「仕事」より「おっぱい」が好きかも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?