墓じまいの費用対効果は?損益分岐点は50~100年後です。【要約版】
終活で後世に負担をかけないために「墓じまいしたい」と考える人が増えています。
・最近よく聞くけど、墓じまいって何?
・墓じまいしたいけどどうしたらいいの?
こんなお悩みにお答えします。
墓じまいをお考えの方は
・お墓が遠くて疎遠で、管理ができない
・管理コストや運用コストに疑問に思っている
・別にお墓はいらない
・自分も入ろうと思わない
という方が多いのではないでしょうか。
この記事では墓じまいするためには何をするのか、そもそも墓じまいすべきなのかのお悩みを解決します。
本記事でわかること
◆墓じまいとは?
◆墓じまいの流れと費用
◆墓じまいすべきか否か!?
3分ほどで墓じまいの方法や費用、本当に墓じまいすべきかを決める材料を集めていますので、ご一読いただけますと幸いです。
なお、本記事は「墓じまいの費用対効果は?損益分岐点は50~100年後です。」の要約版です。
詳細は⇩の画像をクリックして飛んだブログ記事をご覧ください。
墓じまいとは?
墓じまいとは「遺骨を既存のお墓から新しい場所に移し、お墓を片付けて更地にし、墓地の管理者に返還すること」です。
墓じまいにかかる費用は?
墓じまいにかかる費用は次のとおりです。
墓じまいに必要な費用相場
・一般墓の墓じまい :280万円~550万円
・永代供養墓に墓じまい:85万円~140万円
内訳はつぎのとおりです。
①離檀にかかる(今の菩提寺を離れる)費用
墓じまいするには離檀する必要があります。
詳しくは「離檀は本当に必要か?離檀したら葬儀や法事の読経などはどうしたら?」でご確認ください。
離檀にかかる費用は⇩のとおりです。
②改葬にかかる(遺骨の引っ越し)費用
改葬とは、遺骨を別のお寺や霊園へ移すことです。
改葬にかかる費用は下のとおり。
墓じまいを費用対効果を期待するなら、ポイントは「維持管理費」です。
一般墓は、お墓の準備で数百万かかり、維持管理費がかかります。
永代供養墓は、遺骨の数に応じて費用が増えますが、維持管理費がかかりません。
墓じまいのながれ 6ステップ
ステップ1
遺骨の新しい納骨先を決定し「受入証明書」を取得する
新しいお墓を決めて「受入証明書」を取得します。
ステップ2
現在の霊園や寺院へ連絡(離檀)し「埋葬証明書」を受領
ステップ3
市区町村役場で「改葬許可申請書」を申請して「改葬許可証」を取得
ステップ4
現在のお墓に「改葬許可証」を提示して法要・遺骨の取り出しを行う
ステップ5
お墓を更地に戻す
ステップ6
新しい墓地へ「納骨」「開眼供養」を行います
思った以上に手間がかかりますね。
墓じまいするかしないかの損益分岐点
「墓じまいの費用対効果は?損益分岐点は50~100年後です。にて解説しています。詳細は⇩の画像をクリックして飛んだブログ記事をご覧ください。
墓じまいして費用対効果が現れるのは、損益分岐点である「2070年~2160年」であることが分かります。
墓じまいの費用対効果は?損益分岐点は50~100年後です。 まとめ
墓じまいには100万円以上の費用がかかります。
もし墓じまいを「費用の観点のみ」でお考えの場合は、今一度お考え直しください。
俗に言う
墓じまいの理由
「後世の負担を軽減する」
「生活基盤が変わっている(遠方)」
ということであれば、
墓じまいの効果
費用的な面では、50~100年後に必ずそのご希望に寄与する
管理(時間)的な面では、精神的に楽になります
ので、墓じまいすることをおススメします。
以上、ご参考になれば幸いです
なお、本記事は「墓じまいの費用対効果は?損益分岐点は50~100年後です。」の要約版です。
詳細は⇩の画像をクリックして飛んだブログ記事をご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?