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こんにちは。
ぬくぬくママSUN'Sかなちゃんこと中村香菜子です。

金曜日から、人権の勉強をする3日間を過ごしていました。

9日金曜日は、子育てサークルメンバーと、田村文化センターにて

同和問題について勉強会をしました

いつもお世話になっている田村文化センター。コロナ前には大勢の人を集めるマルシェの開催もさせていただきました。
子育て支援の分野でセンターを利用させていただくことが多いのですが、きちんと団体で同和問題についてお話を聞いたのは初めてでした。

子育てサークルメンバーの育った環境もこれまでの経験もさまざまでしたが、1人1人の心に響くお話をセンターの長尾さんよりお聞きすることができました。

日々、日常生活の中でも部落差別は根強く残っていると感じています。

「そんなこと教育の中でするから差別がなくならないんだ」

そんな声をよく聞きます。

立派な大人が、とてもすてきな優しい人が、平気で差別を正当化しています。その度に私は、心が傷つき、悲しい思いでいっぱいです。

「あの地域やばいらしいよ」「あの人たち怖いよ」そんな噂話を聞いたときに、「それは違うよ」と言うためには、学び続けるしかないのです。教育を受けるしかないのです。

どれだけ多くの人が結婚や就職でつらい思いをしているのか。

平気で、同和地区の人とは結婚させられないと言えてしまう恐ろしさ。平気で、ここはやばいんだと隣の人に言える無知さ。

隣の人は、同和地区出身の人かもしれないのに。長尾さんの熱い思い、経験談にみんなで涙しながらお話を聞かせていただきました。

10日土曜日は大人も子どもも楽しく学べるLGBTの講座。

あしたプロジェクトの2人と共に、LGBT当事者、トランスジェンダーである2人と母親であり異性愛者である私の3人で私たちだからできるお話をさせていただきました。このコンテンツをつくるにあたって、あしプロの2人、そしてさまざまなLGBT当事者さん、そしてカウンセラーの方などと意見交換させていただき、できるだけ小さな子どもにも届くように、心をこめてお話をさせていただきました。

性的少数者のことが社会の中で考えられるようになって、まだまだ数年しかたっていませんが、これは最近増えてきたとか、流行っていることではありません。昔から、大きな悲しみを抱え悩みながら生きてきた人たちがいました。

性は、「心で生きる」と書きます。ひとりひとりにとってとても大切なアイデンティティ。決して「普通の私」から見た「かわいそうな人たち」への理解を深める話ではありません。ひとりひとりが持っている、性への認識。好きになる性のちがい。
マジョリティである私の性のあり方も多様な性のグラデーションの中の一種に過ぎません。

辛い思いをする人、そして子どもたちが少しでも減るように、子育ての場、教育の場でも語り合っていかなければならないことだと思います。


昨日11日土曜日は、丸亀にある香川部落解放・人権啓発センターにて、映画「かば」を鑑賞させていただきました。



1985年,大阪の西成地区にある中学校に実在した教師と生徒の物語。 心の底から向き合う彼らの青春を描いた、実話に基づく映画です。

部落、在日、貧困、大変な環境のこどもたちと、心を通わせて、教育に携わる先生たちや生徒、親御さんの姿に私も胸をうたれました。
差別に苦しんだり、人との違いに思い悩んだり、傷つき、困っている子どもたちは、たくさんいます。
そんな子どもたちに送れるメッセージは、やっぱり「そのままでOK」です。その子のありのままを受け止め、サインを見逃さず、教師や親だけでなく、地域のみんなで子どもを育んでいく必要があると、また強く思いました。

映画の中の若い女性の先生が発したセリフが印象的でした。
「私はこの子たちに出会ってから自分が教師であることを3日で忘れました」
人を育てる、人に何かを伝える時、立場は関係ないと私も思いました。私も立場関係なくもっともっと「私」として人に心から向き合わなければならないと思いました。決まりだとか、仕方ないとか、そんな言葉があふれるこの社会の中で、「こどもファースト」で考えられる大人がどれだけいるのか。

古い理不尽な差別をひきずってはいけない、と強く思います。

すべての人権の勉強は、「かわいそうなひと」を「理解する」ことじゃない。私のこと。あなたのこと。

無知だからこそ、してしまう多くの失敗が少しでもなくなるように私は学び続けたいです。

生まれた地域で、性の在り方で、身体の特性で、人の価値が決まることはおかしいとみんなが気づけるように。ひとりひとりが、ひとりひとりとつきあう。ひとりひとりを見る。

私は、日々、悔しいなと感じていることを、これからもそのままにしないで、勉強して、周りに伝えていける人になりたいです。

ここ数か月、自分は何がしたいのかわからなくなっていた部分がありますが、やっぱり自分のやりたいことは、ここなんだと私の人権3DAYSの中で気づきました。
平気で人を差別することが正当化されかねないこの社会。差別する人が悪人なわけでなく、その人にも背景があるということも感じます。

誰も悪い人なんていない。私も自分とみんなを愛したい。
手を取り合って子どもたちの笑顔あふれる一人一人が幸せな社会を作りたい。

それが私の夢かもしれないと思いました。そんな途方もない夢に、私は向かいたい。

1人でも多くの人が、気づき、学び、考え、自分と隣の人を大切にできるように・・・。私も一歩一歩生きる上でとても大切な「人権」のことを考え続けていきたいと思いました。
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