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今、気づきたいこと。

こんにちは!

ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です♡

私は自分のおひなさまが大好きです。7段飾りの昔風のものですが、母の両親が私が産まれたときに買ってくれたものだそうです。

たぶんですが、38年中35回くらいは出していると思います。

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高校生ころから、自分でせっせと出すうちに、ひとりでささっと出す技術を体得してしまいました。

14年前に長女が産まれたときに、「雛人形を買うかどうか」考えたとき、どうしても自分のおひなさまの存在を考えると新しく購入する気持ちになれず、両親にも断りをいれ、そこから私のおひなさまを飾り続けてきました。

昨年、体調がどうしてもよくなく、ひさしぶりにお雛様を出さずに3月が過ぎました。今年こそは、と思っていたのになかなか腰があがらない。思春期真っただ中の長女は見向きもしない、いったい誰のために出すのだろうと思い、やっぱりやめよう、と、毎日お雛様の箱に向かって心の中で謝っていました。

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しかし、友人と話す中で出すことを勧められ、2月下旬の晴れた日に掃除ついでに出しました。出す間は集中して、静かに自分の中に流れる呼吸や血液の流れに耳を澄ませて動きます。

段の骨組みを組み、箱から人形を出す。その時にでるひとつひとつの「音」に耳を澄ませながら並べる、一連の作業が本当に心地よく、飾り終えたときのすがすがしさは最高のものでした。

ついでに、周りを掃除し、いらないものをゴミ袋いっぱいに捨てました。

これが、ひな人形瞑想か・・・。と、ひな人形に整えていただいた体や心を感じました。

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連日の暗く不安ばかりが募る社会の情勢。ついにテレビやSNSだけでなく、近所のドラッグストアにまで異変が起き始めました。

ため息ではなく、深呼吸をしようと思っても、正直しんどい日々です。

自分以外のものはどうにもなりません。

ひどく疲れた日も、おひなさまの顔を見るたびに、私を見守ってくれているような大きな愛を感じます。そして、お雛様を出したからこそ得られたすがすがしい気持ち、身辺を整えることを感じ、今年も出せてよかったなと思います。

私自身、今社会をにぎわせている新型コロナウイルスのことはそんなに怖いと思っていません。怖いのは、「不安」とか「心配」という自分を含む人々のマイナスのエネルギーです。

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「病は気から」とは本当のことだと思っています。誰かと話しているうちに、笑ってたら痛いところがなおっていた、など、みなさんもそんな場面をきっと経験したことがあるはずです。

このままではウイルスのないところでも別の病気になってしまうと思います。

今、「オンラインでなにかをしよう」という動きもたくさんあり、それはすごくいいことだと思います。

しかし、もっと勇気を出してもいいのではないかと思うのです。

ウイルスも含め、敵は作らないほうが「無敵」になれます。

「闘い」なんて私にはいらない。

私は、休校になったりイベント自粛ムードのこの状況をどう切り抜けるかを考えるとともに、「なぜこうなったのか」というところにも大きく気持ちを持っていきたいと思います。

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冷静に考えると、目の前の世界は光に満ち溢れ、大切な人たちが元気にそこにいるではありませんか。

冷静に考えると、風邪のように回復する人が多い病気で、報道されないインフルエンザなどでも高齢者や病気の方は亡くなっているではありませんか。

「敵」がウイルスではなく、「国」になったとき、同じことがおこるかもしれない。私はそのことのほうが、とてつもなく恐ろしいです。

私はできるだけ、兵隊に行く人のために「千人針」(弾に当たらないための願掛け)を作ろうみたいな、その場しのぎの動きはしたくないです。

今、自分自身の子供にとって、自分のくらしにとってなにが大切なのか冷静に感じ取れる「感覚」を母親こそが身につけていたい。

今の政治を選んでいるのは「私たち」です。

ひとりひとりが、何が大切かをもう一度考えたいです。気づきたいです。

さあ、考えることをはじめましょう。

やっぱり、選挙に行くところから始めなきゃいかんと思うのですよ。

200228中村香菜子考察

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(7年くらい前の我が家ww)




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