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畑の水やりは力業に限る?(4)もう一つの雨水タンクに移して使っていく

前回は自宅の物置で雨水をためるシステムを組んで、手押し車で畑に運ぶことを始めた、というところまででした。

2023年 寒くて水が要らない時期となりました。

山でイノシシが採れておすそわけをもらったり

大きな犬くらいだったとのこと

秋じゃがを収穫したりと、それなりのアクティビティを楽しみつつ

控え目な量 じゃがいも収穫量は安定しない 


次のシーズンに向けて少しでも水の運用をやりやすいように考えておりました。

実は、以前から用意はしてあったのですが日の目をみていないグッズがありました。

大きい!以上

先の200リットルより一回り大きな300リットルのローリータンクです。
相方の仕事仲間を介して譲り受けたのですが、あまりにも大きくて最初はどうやって活用しようかとイメージがわきませんでした。
畑の隅に置いてあって、蓋に開いた穴から蚊が入ってボウフラが湧いていました。

ひとまずは、先の手押し車で水を運んでこのタンクに入れることにしました。自宅のタンクの量とのコンビネーションがちょうどよい感じです。

黒い蓋も開けやすいとはいえませんが、毎回ここを開けては水を注ぎ、使うときはここにジョウロを入れて水をくむことができます。
ここも外側を銀シートなどで覆えば藻もわかないと思いますが、水位を見たいというのもあり悩ましいところです。

そして最近、若干のバージョンアップを果たしました!

ふたりを繋ぐ引力 ならぬ重力


離れてもそばにいるよ

左のタンクから右の水色の角タライに簡単に水を移せるようになりました。

そういえばこんな部材もついていた

最初からついていたアダプタとレバーを利用して、ホースで角タライに水を送ります。もとよりほんのり高低差があり、タンク内の水位を上げておけば重力で水が流れていきます。
角タライにはホースを差し込む場所も備わっています。
足でレバーをくいっと操作できるのもモノグサな私にぴったりです。

角タライは主に母が水を汲むところですが、そこに必要な時に水を回せるのはまあまあ便利ですね。タンクにさえ汲んでおけば、必要に応じて母が操作して使ってくれるでしょう。

梅雨を待ちながら

さて、2024年の春は概ねこのシステムと適度な雨量をもとに、水やりはうまくまわったような気がしています。水を汲んで運ぶのも、まとめてやっておけば良いですし、ちょっとした運動と考えれば苦にはなりません。雨水を活用したというお得感も大きいです。

しかし梅雨少し前となった今(5月後半)、福岡北部にはしばらくちゃんとした雨が来ておらず、自宅側のタンクも枯れ、畑側のタンクも残り100リットルとなりました。
次の週には雨が少し降るかもしれませんが、水まき用として間に合わなそうなので仕方なく水道水を運んでしのぐことになりました。

早く雨が降ってほしい。時が過ぎるのが早すぎるのは嫌だけど、梅雨の前でもいいからそれなりの雨で福岡北部を潤してほしい。

苗採りの株から採り畝に植えこんださつまいもの苗も、水分過多は嫌うでしょうがその雨を経てぐんぐん育つと思います。

苗採りの株
栽培用の苗を水平に植える

畑の水やりについては全くゴールは見えませんが、その過程も楽しんでいければと思っています。

これ同様、いやこれ以上に水に悩まされ、そして振り回されている山の田んぼについては、改めて記事といたしましょう。

(終わり)





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