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継続力に遺伝子は関係ない

※上記の本を参照


前々回、noteに紹介したように、最終的な目標(哲学)はブレてはいけない。その哲学を貫くための方法を1つに絞ったのならそこへ邁進するしかない。
「あれもやってみたいし、これもやってみたい」などのように、進むべき方向が複数あったら進みたい方向へは進めない。

「ザ・ニューヨーカー」に漫画を売ってヒットさせ、現在では編集者となり、若手を指導する立場になったマンコフは、まだ無名だった頃、合計2000回もイラストを不採用にされている。元居た職場から、漫画のネタになる仕事へ転職してまで漫画を描き続け、目標を達成させた彼はこう言っている。


「漫画も人生もそうだけど、9割方は上手くいかないものだ」



偉大な人と普通の人の決定的な違いは同期の持続性

超一流の偉人に共通する項目が以下の通りである。

・遠くの目標を視野に入れて努力している
・晩年への備えを怠らない。
・明確な目標に向かって努力している
・いったん目標を決めたら守り抜こうと心に誓っている。
・障害にぶつかっても、諦めずに取り組む。

知能のレベルは最高でなくても、最大限の粘り強さを発揮して努力する人は、知能のレベルが最高に高くてあまり粘り強く努力しない人より、遥かに偉大な功績を納めることができる。



どのようにして今の「自分」があるのか

人間のあらゆる特徴は「遺伝子」と「経験」の両方を受ける。
身長を例にしよう。オランダ人の平均身長は150年前と比べて15センチも伸びている。ほんの数世代で遺伝子プールが劇的に変化したとは考えにくい。
となると、他の要因として栄養、清潔な大気と水、現代医療という「与えられた環境」が関与してると予測できる。
これは反対に、幼い頃からろくな食べ物も教育も受けれなかった場合には、どれだけ遺伝子が優秀でも偉大な人物は生まれてこないという結論にも行き着く。



やりぬく力は遺伝子で決まるのか?

一卵性双生児は、基本的に全く同じDNAを持っている。
イギリス在住の約2000名の10代の双子を対象に、やりぬく力のテストを行ったところ、同じ回答をする確率は平均して30%ほど出会った。
この結果は、「やりぬく力」の強さの差は経験による部分が大きいことを意味する。



◎今日の呟き
実は私の父親、祖父、(両方他界してますが)両方共に特定の仕事についていたわけではなく、あっちへフラフラこっちへフラフラ、いろんな仕事を転々としておりました。うちの弟も同じです。
私が高卒で入った自衛隊を辞めた時や、30歳までの実の弟がいろんな職場を点々としていることを聞いた時は「これも遺伝なのかな」と思っていました。
可能性は0とは言い切れないみたいですが、親からの遺伝で継続力が変わるわけではないみたいですね。
とりあえず、いずれにしても、やりぬく力は本人の経験から作られる部分が大きいみたいですので、親のせいにはできないということですね。
何かしら諦めて大きな成果の出せていない人。
過去の事をクヨクヨ悔やんでも仕方ありません。常に一番若いのは「今」です。これから共に挽回していきましょう!

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