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パートナーとの上手な関係の作り方について④

「夫婦、カップルの為のアサーション」野末武義著 参照

■二人の関係を育てるもの妨げるもの


・夫と妻を結びつける親密さとは

「仲が良い」「喧嘩をしない」「考え方や価値観が似てる」それは夫婦間を保つ秘訣にはならない。
夫婦でお互いが独立した個人としてのアイデンティティを持ちつつ、かつ自分と異なる個性を持ったパートナーに情緒的に近づき、相手を矯正せずに様々な物事を共有出来ること。
相手に合わせることではなく、違いを認め合うこと。


・楽しむ

自分自身の楽しみ(趣味の時間など)の確保、相手の楽しみの時間を受け容れる。あと、なんでも良いから二人で共に楽しむ時間を作り、それを大切にすること。

・お互いにケアする

昔は夫が稼ぎ、妻が家事をやるという世間においての概念があり、フィフティフィフティの考え方が主流だったが、女性の社会進出も進み今はその通念は薄らいでいる。最近では夫としての役目を果たし、仕事から帰ってきた夫に愚痴を吐く人妻も多く、家庭のことまで負担を負わされる夫側からの相談が増えている。


・二人の関係を守る

二人の間には「仕事」「ストレス」「子育て」「実家との関係」「友人との関係」「趣味への没頭」など様々なものが割り込んでくる。
例えば、仕事が忙しく構ってくれない夫との関係から寂しさを埋める為に定期的に実家に頼ると、親密度が偏り夫との時間が減る。
夫が趣味に没頭したなら、それもまた然りで妻との時間を減らすことに繋がっていく。

夫婦として一緒に過ごす時間や空間を確保し、これからのことを話し合っていくなど時間の確保は必ず必要。


・自分とパートナーをありのまま受け容れる

付き合い当初はお互いに自分を良くみせようとする。同棲などすることでお互いにアラが目立つようになる。
そこで他の異性に目移りするかもしれないが、目移りしてるのは自分だけだと思ってはいけない。相手からもあなたのアラが見えている。
世の中に完璧な人間はいない。
結婚と離婚を頻繁に繰り返したり、付き合う人を次々に変える人はそれを理解する必要がある。
目移りしてしまう時は、おそらくパートナーに欠けている部分を持っているからこそだと思われるが、その人にも欠点は必ずある。


本日はここまで


◎今日の呟き
今回読み進めた部分は心に突き刺さりました。
「相手に合わせるのではなく違いを認める」こと。
これは結婚まで至らなくとも付き合ってる段階から気にすべきところだと思います。
同棲などしていると常に二人でいる時間が多くなってしまいます。大事なのは一人の時間も大切にすること。ミニマリストのしぶさんはパートナーの条件として「自分の時間を大切にしたいから同じ家には住みたくない。同じ階のマンションの隣同士が理想」と言っていました。正直私も同意見です。これが夫婦となったとき「正しいかどうか」はさておき、同じ部屋に住まなければ間違いなくプライベートな時間は確保できます。会えない時間が会える時間を新鮮にします。
同居してしまうと、どちらかが相手に寄り掛かる構図ができてしまいますし…あぁだから僕はダメなのか。
寄り掛からせてる時点で認識がおかしいんですね。
メタ認知の能力が足りないのかもしれません。勉強します。
僕の場合は精神的に自立できていない相手ばかりを選んでしまってるのが原因だったのかもしれません。
自分をもっと知る必要がありそうです。

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