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はじめてのたいわんわん

唐突ですが、たいわんわんに行ってきました。
や、事後かよ、っていうツッコミはあるんですけど、土曜日の午後の飛行機でとび、今日の夕方の飛行機で帰ってまいりました。

じょ~ん。台北松山空港だよ。

この間ヨーロッパに行ったのに。
というか何ならヨーロッパ旅行記書き終わっていないのに。
なぜこのタイミングで、しかも台湾に行ったのかと言うと。

秋に京都へ行った時に会った友人に突然
「ね、台湾行かない?」
と誘われ、その時わたしはやる気とかエネルギーとかそういうもんなかったもんですから
「後ろをついていくだけでも良ければ行きたいです~」
ってあまり考えずに返事して、その結果本当に行くことになったのでした。


到着したのは17時くらいでちょうど日が落ちる頃。ほどよく暖かくってニット一枚で良い気温。
でも台湾の人は少しでも寒くなるとダウン着るんやって。四季がないからダウン着れるかな?ってなったらすぐ着るらしい。あついやろ。

初日の晩ごはんは高級レストランで北京ダック。台湾だけど北京ダック。
蒸籠に入っている薄いクレープみたいのんに肉・きゅうり・ネギ・甘辛ミソを巻いてガブっと。軽い台湾ビールによく合う。


2日目朝ごはんは地元の人もご愛用のお店へ。
行列の店だからってことでなんと5時半起床・ホテル6時出発。それなのに40分くらいならんだよ…。夜市とかも盛んだから寝るの遅いはずなのに台湾の人どんな時間感覚なの…。
でも並ぶだけあり美味。豆乳スープみたいのん(=豆漿)に揚げパンみたいのん(=油條)を浸して食べます。豆漿が実家の茶碗蒸しの味だった。

その後朝市へ。台湾つよい。こわい。つよい。
つよい。こわい。こわい。こわい。
(生々しいものが苦手だということに気がつく)

台湾つよい。こわい。つよい。
イッセイミヤケ(っぽいやつ)すんげえ置いてある。しかもアヒルの横に。
しかもこれが2個買うと1個タダになるんだから原価こわい。


朝ごはんが全然消化されてないけど、同行者が(あっ、友人に誘われて行ったらなんか仲間が増えていて7?8?人くらいになっていた)美味しい豆花のお店に行こうってことで行きました。
感の鋭い人は気づくと思うんですけど、これ2店舗回ってます。朝ごはんが全然消化されていなかったけど。
最初のお店、美味しかったけど、美味しかったけど、みんな「ん?そんなにじゃね?」となり、もう一店舗行こうぜとなったのです。
→二店舗目のほうが完全に美味しかった。

もうおなかがはち切れそうだったのに、まだ何か食べに行こうとしている同行者たちから離脱し「誠品」っていうショッピングモールへ行きました。

日本の「蔦屋」がモデルにしたらしいけれど、本当にそういう感じだった。
いろーんなジャンルのものが置いてあるけれどなんか落ち着くんですよね、しかも蔦屋よりなんかセンスがいい。商売っ気が少ないんですよ。

誠品と同じ敷地内にある本屋さん。手前はカフェスペース。
日本もこういうの増えているけれど、明らかに違うのは、このお店で平置きされている本は『富国強兵之後』『脱香港』とか尖ったタイトルばかり。
意思があってむしろいいなーと思ってしまった。

しっかり歩いて、しっかりショッピングして、夜はみんなで夜市へ。

めっちゃ美味しかったフルーツ。なんと名前がブッダヘッド。螺髪でございます。これ好きだけど日本でも栽培されてないのかな。
写真もさしてとらず食べまくりたのしかった~。炒飯がむっちゃ美味かった…

3日目。
9時にホテルのロビー集合だったので、8時の目覚ましでぱちっと目を開いた瞬間に
「あ、これは無理だ」
と悟る。完全に身体が睡眠を欲していたのでした。

グループラインに陳謝の旨を寝ぼけながらに送信、12時まで部屋にいました。
その後仲間と合流して小籠包を食べたけど、それがもうすんばらしく美味しくて。写真をとる間もなくがっつきましたすいません。明月包子ってお店です。

そして今度は同行者たちのお土産購入について、迪化街っていう道具とかそういうもんがたくさん売られているエリアへ。かっぱ橋みたいな。

すると突然あらわれるにんにくのやま。匂いがすんごい。
このお店の前に生搾りみかんジュースの屋台が出てて、そら売れるわって感じ。

この手前のかごバックが可愛かった~ので一つかいました。
んでまた夜、今度はお腹をこわして。さっさと一人でホテルへ。(笑)

他にもいろいろ細かいこと書きたいんですけど、とりあえず同行者たちの買ったものの量がおかしいんで見てください。
なお、ダブルベッドです。これで全部じゃないです。

って感じでまあざっと振り返った台湾旅行ですけど、こんな感じであっという間に終わってしまいました。

混沌。
朝が早いのに夜も遅いし。
通りは南北・東西に走り全てに名前と番号がついていて、それら通り沿いにはパリのアパルトマンのような住居が並んでいる。
ぱっと見ると中国の上海のような主張の激しい看板類。
公園は植え込みで囲まれそれに沿うようにベンチが並べられた、日本とおんなじつくり。

掴みどころがない。面白い。
台湾の歴史を知りたいし、台湾の歴史を通して日本の歴史を知りたいな。

んで、タイミングよく色んな情報が入ってきたり、連絡が届いたり。
ことしはリスタートするということは決めていたけれど、これはそのエンジンをかけるための4日間だった。

フランクフルトで触れた空気の冷たさ、
パリで抱いた好奇心の跳ねる感覚、
バルセロナでみた色の鮮やかさ、
そして台北で吸った埃と生活のにおい。

いろんなものが、いままで日本で生きて触れてきたものと反射して、わたしの「いままで」も新しい一面をみせてくれた。

にちじょーへかえりましょっと

この度は読んでくださって、ありがとうございます。 わたしの言葉がどこかにいるあなたへと届いていること、嬉しく思います。