奇跡かもしれない。
日々忙しく過ごしながら、ふと思うのは
ゼロスタートからの移住で、
首都圏や海外出張を織り交ぜながらのリズムで暮らしていけるかもと思った矢先、
思わぬ2年以上に及ぶコロナ禍で、
これまで何とかなって来たのは奇跡だなってこと。
安価な服がキホンとなったこの世界、
そしてデフレ真っ逆さまの日本、
さらに地方で私の服をオーダーしてくださる方がここまでいらっしゃるとは思ってもおらず。
上京する18歳まで、ここよりもっと田舎で生まれ育った私には、その後、都会で長年経験を積んだとはいえ、
当たり前ではないのである。
もうだって、さらに、私の服は
安く無い上に、早くない。
んだもの。
企業と違うからどうしてもスケールメリットは無く、1人で営業活動と製作を並行すればそうなるし、むしろ高価では無いのだけれど。
たまに、それで良いのか?と、頭を抱え込む。
それでも、
基本独りでも機嫌良く居られる場所にいたい。
と、
思っていたのに、
最近は、ついに抱えきれなくなってきて、職人さん達にお願いしている。
いま、3人。(布小物1人、服2人)
布小物ならお仕事したいと待機してらっしゃる方が、さらに3人。
これも、奇跡かも。
特に工業用の型紙や、一定の説明をパッと理解し服を作れる人はなかなか見つけられないのである。
ついでに、一昨日は母の誕生日。
ついに、
元気な後期高齢者に仲間入り。
これまで元気で居てくれた事も奇跡である。
だいぶ老いてきたがなんとか踏ん張ってくれている父も然り。
電話の向こうの声はずいぶん若く聞こえるけれど、父を世話する母にも私にも色んな事が歩みよってきてる。
だから、遠ざかる前に、近づいたのだ。
その距離200km
スープは余裕で冷める距離だけど、地続きの安心感。
今週末帰ろうかな。
一緒にテーブルを囲めるのも奇跡よね。
では。
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だから何とか此の地で暮らせ
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