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エグい・ヤバい・ふつー


「エグい」をどうやって使っているのかを見たいがために読んだ。

右足上げて右手で投げた、のが、
エグい投げ方であった、ということらしい。

「エグみがある」
という言葉が有るように
元は、いがらっぽい、アクが強い、ひどい、卑劣な様、などという意味である。


「これ、ヤバいっすよね」
「エグいっすよ」
「まじ、ほんとにヤバいっす」
という若者の言葉が聞こえて、
振り返ったらそこにはとてもきれいなヘビがいた。」
ペットショップにて。

二人は明らかにわくわくしていた。


ヤバい・エグいは、基本はあまり良い方向の言葉ではない。
でも今は一つの言葉に両極の意味を持つことが増えた。
前後の意味を考えて、
それがどういう方向の意味なのかを探らなくてはいけない。


そういう意味で、若者はひとの表情を読み取ったり、イントネーションから感情を聞き取るのがうまいのではないかと思う。

そしてこの記事。
いわゆる「ひどい投げ方」という意味なのであろう。
今度投げるときは野球部員に教えてもらえば・・・と書かれている。
「エグい」というとなんとなく和らいだ感じで伝わるのであろうか。

先日若者に
「これ、ふつうにやばいっすよ」
と言われて、一瞬フリーズした私。
「ふつうに言うと、それはどういうふうになるの?」
と聞いたら今度は若者がフリーズした。

そういえば、彼ぴ、彼ぴっぴ、という言葉も以前教わったけど
ソレは今使っているのかな。

童謡を歌っていると、消えていく言葉を思う。
無理にとどめる事はないとは思う。
かといって
スルーしたいけど、
どうしてもできない。

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