【NY旅行】きっかけとミュージカル編
女1人+ぬいぐるみ1体で、4泊7日のNY旅行に行ってきました!
noteでは、旅の内容を目的別に掘り下げたいと思います。
写真にぬいぐるみはいたりいなかったりします。
(今回の記事は、後半のミュージアムのみ登場します)
旅の目的について
主な目的は以下の4点でした。
本場のブロードウェイミュージカルを観る
BANANA FISHの聖地巡礼をする
ぬい服を作り、朔間零の聖地でぬい撮りする
Jellycat dinerに行く
ブロードウェイミュージカルについて
1番の目的は、ブロードウェイミュージカルの観劇でした。
英語が苦手でも、日本で何度か観ている作品であれば内容は分かるし、
本場のパフォーマンスを一度観てみたいと思って今回の旅行を計画しました。
観劇した作品はこちら。
1. アラジン
2. ムーラン・ルージュ
3. MJ the Musical(日本未公開)
4. SIX(日本未公開)
4のSIX以外、チケットはブロードウェイの公式サイトから購入しました。
席が選べ、その座席から舞台がどう見えるのか360度カメラで確認することもできます。
どの公演も、だいたい開演時間の25分ほど前に入場開始でした。
入口ではチケットの提示&バッグを開けて手荷物検査を受けます。
会場に入って再度チケットを見せると、PLAYBILLという冊子を手渡されて、席まで案内してくれます。
PLAYBILLで、その日の出演者情報などを確認できます。
日本だと、張り出されている出演者情報をスマホで撮ったり、紙で平積みになっているのを取りに行っていたので、入場時に渡してくれるのがありがたかったです。
観た公演について
初日に観た「MJ the Musical」は、マイケル・ジャクソンの半生を描いた作品です。
インタビューを通して過去を振り返る内容で、マイケルは成長期によって3人の役者さんが演じています。
華やかな舞台の裏側、彼の苦悩も描かれていて泣けます。
私は10列ちょっとのセンター寄りで観劇。
価格は247ドルでした。
圧倒的なパフォーマンス、そして舞台演出がよく観えて、その両方に感動しました。
声を上げてノリノリな観客の様子も楽しくて、13時間の長旅を乗り越えてニューヨークに来てよかった!!!と心から思いました。
2日目は「アラジン」。
最初のチケット確認時点で、ディズニーランドに
来たのかと思うくらい凝った内装でした。
学校行事でもあったのか、観客は子どもがいっぱい。
開演時間まで会場の装飾をキョロキョロと眺めて過ごしました。
かなり近くのど真ん中でした。
チケットをとったのは3か月以上前だったので、良い席をとったなと自分で驚きました!
価格は178ドル。良席のわりに他と比べると低価格でした。
舞台は、アニメで見たディズニーの世界がそのまま目の前に広がっているようで感動しました。
ただ、アラジン役のMichael Maliakelのスタイルが異次元で、そこに目がいきがちでした。笑
ぜひ彼の名前を検索してみてください。
アラジンとジャスミンが魔法の絨毯で空飛ぶシーンは、
日本で2度観たときは皆うっとりとしているように感じたのですが、
NYでは魔法の絨毯が上昇すればするほど拍手大喝采となり、リアクションの違いに笑いが込み上げてしまいました!
そしてキスシーンでは会場が割れそうなくらいの黄色い悲鳴!!
最後のカーテンコールでは、なぜかスタッフ全員?が登場しました。
3日目に観たのは「SIX」。
TodayTixというアプリを使って、当日に25%引きでチケットを購入しました。
思い立ってすぐに、そしてお安くチケットが買えるなんて夢のようです。
価格は134ドルでした。
公演写真を数枚見て、絶対好き!!!と直感で選びました。
私は煌びやかな衣装で歌って踊る作品が大好きです。
会場はこんな感じ。
やや端の席をとりました。逆V字での歌唱シーンでは最奥のキャストが見えませんでしたが、ほとんどないので許容範囲。
内容はライブパフォーマンス寄りで、上演時間は80分。
ヘンリー8世の王妃6人が、バンドをバックにつけて歌って踊ります。
こちらの衣装写真は、後述するミュージアムで撮影したものです。
マネキンはかなり細いですが、実際はいろんな人種・体型の方がいて、それぞれ魅力に溢れていました。
あと、真っ黒なマネキンなので、網タイツや透け感のある布部分が分かりにくいのがちょっと残念です。
ド派手な衣装を着こなした彼女たちの力強い歌声にパワーを貰いました。
4日目は「ムーラン・ルージュ」。
会場に入って1番に思ったのは、コンパクトだということ。
調べてみたら、日本の帝国劇場より席数が少なかったです。
会場が狭い分、舞台のサイドにある風車と象の存在が際立っていました。
自席の見え方はよかったのですが、迫り出した2階席で風車と象は見切れていました。
価格は219ドル。
ムーラン・ルージュは、既存の楽曲を組み合わせて再構築した、マッシュアップミュージカルです。
私が特に好きな曲「Elephant Love Medley」を例に上げると、
デヴィット・ボウイ、ビートルズ、ホイットニー・ヒューストンなどなど
有名楽曲の一部を繋げて1曲にし、主演2人の恋模様を描いています。
引用楽曲のはじまりで「ふふふ...」と会場から笑いが起こったり、「◯◯の曲だ!」という声が聞こえてきたのが印象的でした。
最後の楽曲メドレー、日本では観客が一体となって独特のリズムで手拍子しますが、こちらは皆思い思いに楽しんでいました。
ただキャストはあの手拍子をしていますし、日本のノリで手拍子してもまったく問題ないと思います。
メドレーの最初の数曲は、日本で聴いた覚えがありませんでした。たまに変えているのかな?私の勘違い?どこかで聴いたことのある有名曲でした
追記:ジドラー役のボーイ・ジョージが、自身のバンド・カルチャークラブの「Karma Chamelon」と「Do You Really Want To Hurt Me」を歌っていたようです!
終演し会場を出ると、なにやら人だかりを発見。
なんだろう?と私も足を止めてみたら、目の前のドアからクリスチャン役のDerek Klenaが登場!!
私も見様見真似でPLAYBILLを差し出し、サインをいただきました!
舞台に登場した瞬間あまりにもハンサムで驚いた彼。その彼が笑顔でサインに応じてくれて、信じられませんでした。
のちに調べたところ、ブロードウェイは出待ちが許可されていて、ほとんど写真撮影・サインに応じてくれるようです。
5日目は、初日に観た「MJ the Musical」を最前列で!
ムーンウォークなど足もとのパフォーマンスをしっかりと観たくて、2日目の夜にチケットをとりました。
価格は338ドル。
舞台に傘を立てかけているのがやや気になりましたが、照明が落ちるので舞台中は特に気になりませんでした。
最前列で滑らかな動きを遮るものなく観られ、表情の変化もバッチリ観られて感無量でした。
ダンスで舞うチリまで見え、生演奏が身体にドンドンと響いてくるし、臨場感たっぷりでした!
スモークがたかれたときはちょっと息がしづらかったです。
若干横側の席だったため、シーンによっては舞台袖で働くスタッフさんが見えて、多くの人が一丸となってこの舞台を作り上げているんだと実感しました。
このポーズのとき、目が合ったと思う!
思ったもの勝ちなので許してください笑
スリラーのシーンでは完全にミイラに目をつけられて、鋭い眼差しでこちらに手を伸ばしてきました。
一度観ているのに、マイケルが母親と抱き合って一緒に「I'll Be There」を歌うシーンは大泣きしました。
ついさっきまでノリノリだった近くの人も、両手で顔を抑えて泣いていました!
大満足の終演後は、出待ちにチャレンジ。
この日は大雨だったからか人が少なく、場所を探すのにやや苦労しました。
次々と出てくる役者さんに丁寧に対応していただいて、一生の思い出になりました。
私は有象無象の1人ですが、英語ができたらもっと気持ちを伝えられたのに!とちょっと後悔しています。
MUSEUM OF BROADWAYについて
最終日の隙間時間で、ブロードウェイミュージカルの博物館に行ってきました。
歴史や裏側を知れて、舞台道具がたくさん展示してあります。
こちらはムーラン・ルージュでサティーンが着用している衣装。
キャプションパネルを見ると、パーツで分担して衣装を作成しているのが分かります。
舞台のミニチュアは精巧な作り。
写真には写っていませんが、ウィキッドのミニチュアは楽屋など観客から見えない部分も作られていて、こういうふうにできてるんだ!と発見がありました。
撮影スポットも豊富です。
要所要所に解説員がいるので、英語ができると一層楽しめます。
ただ、内容量に比べるとチケットはやや高価な印象で(たしか57ドル)、1階のショップだけ覗くのもアリだと思います。
私は、トートバッグとアラジンの劇場でしか見かけなかったパンフレットをここで購入しました。
おわりに
大好きなミュージカルを5日間観ることができました。
英語があまりできないため、日本で観ていない舞台も楽しめるのか疑問だったのですが、心から楽しめました。
観劇マナーについては思う所がチラホラありました。
撮影禁止にも関わらず舞台をサッ!と一瞬撮って引っ込めるのを繰り返す人、ときどきスマホを見る人、カラカラと飲み物の氷を回したりバッグからゴソゴソお菓子を出して食べながら観る人など。
ときどき従業員がやってきて声がけしたり、該当者に懐中電灯の光を当てて注意してはいたものの、イタチごっこです。
観客マナーで逆に良いなと思ったのは、盛り上がるシーンでのリアクションで更に会場が熱くなること。
声出しする勇気はありませんでしたが、私もノリの良い楽曲のときはリズムをとって楽しみました。
ひとつ例外として、SIXで「最後にもう一曲!」と言ったときは、ライブのノリで「イエーーーーイ!!!!」と無意識に叫んでました笑
あと個人的によかった点は、カーテンコールが一度だけで終わりがアッサリとしているところ。
サッと幕が降りて、観客もさっさと帰ります。
日本の拍手を続けて何度も挨拶に顔を出してくれるのもありがたいですが、せざるを得ない・帰れない感じが私は苦手です。
観劇マナーに思うところもあるものの、またブロードウェイミュージカルを観にニューヨークに行きたい!!と強く思いました。
次はもっとセリフを聞き取れるように、英語学習を頑張らなければ!とモチベーションも上がっています。
やはり、英語がわかって周りと同じタイミングでリアクションがとれると嬉しいです。
ニューヨークに行って、ますますミュージカルが好きになりました。
今はサントラを聴いて余韻に浸っています。
旅行前と違って、舞台のさまざまなシーンが頭に浮かんできます。
残念ながら、円盤化は基本的にされないようです。
また観に行くときを夢見て、日々を過ごしたいと思います!
ちなみに、チケット代は合計1116ドルでした。
値段は席によって細かく分けられています。
私は前の方が好きなので、全体的にやや高めです。
MJ The Musical 247ドル
Aladdin 178ドル
Moulin Rouge 219ドル
SIX 134ドル
MJ The Musical 338ドル
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