見出し画像

満月 避難所 人工呼吸 そしてあの桜…

桜もそうだけど、満月を一人見上げるのはいいもの。でも、この先災害が発生したら「人と接触するな」という環境の中で命を守る行動がどこまで出来るのだろうと不安が兆す。

6月以降、いわゆる「出水期」にまた豪雨災害が起きる可能性は否定できない。地震のこともしばらく忘れているけど、そうした災害が起きて「避難所」に集まって暮らさないといけない状況が起きたら、人と人の距離はどうやってとればいいのだろうか。

そんなことに出くわす可能性なんて日常意識することはないけど、もし目の前で人が倒れて心停止、といった場合に心臓マッサージと人工呼吸=マウストゥマウスの蘇生術は、やはり出来ないんだろう(自分が倒れても他の人はやってくれないんだろう)

あまり先回りして心配していてもしょうがない。しょうがないけど、あまりに明るい月の光でよけいに暗い夜空に目が行ってしまう。


画像1

(写真は19年4月撮影)福島県・富岡町では、ようやく立ち入り禁止の柵が外れて、この春はみんなが「ふるさとに集まって」夜ノ森の桜を9年ぶりに楽しむはずだった。にぎやかな花見もかなわない春。耐えるしかない。終わりが来ない困難ではないはずだから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?