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【スウェーデン生活】家族旅行〜グランカナリアの巻②

空港から車で30分ほど走らせ、宿泊先のホテルに到着した。
新しい建物で部屋が80㎡、中に入ると上下階の二階建てになっており、寝室とバスルームは二つづつ、オープンキッチン、洗濯機も付いている。ああ、私の選択に間違いはなかった。ちなみにこのホテル。

ホテルには部屋から出たところに小さめのプールがあり、少し離れたところにはビーチクラブがあった。こちらは大きなプールで、レストランやバーなどが併設されていたが、オフシーズンのためか、レストランは週末のみのオープンとなっていた。



朝食は主にスーパーで買った美味しい果物やクロワッサンなどで済ませ、昼と夜に何度かレストランで食事をした。魚介類は新鮮で美味しく、見た目はグロテスクだがこのタコは絶品だった。

激うま揚げタコ

魚などの料理は揚げ物が多く、味は塩味でさっぱりしており、私の口にはあったが、家族は皆mojoというじゃがいもにつけるオレンジ色の少しスパイシーなソースを付けて食べていた。

Maspalomasにある砂丘は曇りの日に訪れた。そこはまるで異世界のような、スターウォーズに出てくるルークスカイウォーカーの故郷のようだ。いやそれよりは遥かに美しかったが。大自然の産物である。

Maspalomasの砂丘

この砂丘を歩いていた時、先を歩いていた娘がワーッと言ってこちらに戻ってきた。何かと思いその先を見ると素っ裸にリュックを背負ったおじいさんが歩いてきたのだ。わりと非現実的ではある。この先につながるInglés海岸がゲイの方達のヌーディストビーチであることを伝えていなかった。びっくりするのも無理はない。他にもロビンソンクルーソーかまたはキャストアウェイのトムハンクスのような身なりの男性が茂みから出てきて、てくてく歩いてまた茂みの中へ消えて行ったり、幻を見ているような、不思議なことがある場所だった。

終わりに、
普段の生活では、それぞれが仕事や学校、スポーツなどで家族全員が一緒に過ごす時間が少ないのが現実。7泊8日の旅は、家族で特別な時間を共有することが出来たと思う。鬱々としていた頭と体が解放され、とてもリラックスできる良い時間となった。もう少し長く滞在したかったというのが私と家族の感想である。今回は行かなかったが、内陸の方へ行くと山や洞窟などの海岸とは違う自然が楽しめるそうなので、次回は訪れてみたいと思う。


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