曾祖母の手紙と父への想い
父は昭和16年生まれで現在83歳である。彼が5歳の時に実の母を亡くし、その後祖父は再婚した。再婚後は4人の娘たちが生まれ、父にとっては腹違いの妹たちができた。
父は継母について多くは語らないが、必ずしも順調な関係ではなかったかもしれない。と私は想像している。
そんな父の母方の祖母は、父のことをとても心配していたと聞いた。実母が亡くなった後も、祖母は父にたくさんの手紙を書いて送ってくれており、父はそれらの手紙を今も大切に保管している。
継母が来てからは遠慮があったようで、堂々と