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ミナペルホネン@national museum in Stockholm が素敵すぎた💓

2月22日からストックホルムにある国立美術館で始まった ”design=memory  Akira Minagawa & Minä perhonen” 展を訪れた。
初日であった昨日は18時からトークイベントがあると聞き、職場を少し早めに出て急いで駆けつけた時にはすでに満席であったが、気合を入れて1時間半立ち見したのだった。

進行はキュレーターが英語で質問をし、皆川明さんは日本語で答えて通訳の方が英語で訳すという形式であった。皆川さんはゆっくりと落ち着き、リラックスした口調で和やかな雰囲気であった。皆川さんとコラボレーションをしたことがあるスウェーデン人の陶芸家でガラスアーティストのインゲイェード ローマンさんとの共同インタビューだった。


印象的だったのは、80年代の後半に初めてストックホルムをおとづれた時のエピソードや、デザインからどのような糸を使い、形にするプロセスを、料理に例えていたことだ。彼が語った挑戦と成長についての言葉も印象的深いものだった。

後半の30分はAoi Yamadaさんのダンスパフォーマンスで、目の前で踊る彼女の姿はとても素晴らしかった。


終わった時間が19:30だったため、展示は次の日である今日改めて観に行った。
Minä perhonenの布は、ジャガード織に機械による刺繍が施されており、独特なテクスチャーでとても美しいものであった。展示されたスケッチと、スケッチを元にした布、そしてビデオでの制作過程の映像など、非常に興味深く感動的な展示だった。



また、初日から三日間、皆川さんが美術館で壁に絵を描くライブもあり、出来上がりがどうなるのか楽しみである。


ライブの様子

展示会を観る前に友人とレストランへ入ったら、そこで皆川さん御一行が食事をされていた。思わず「あっ」と声を上げてしまったらこちらを振り向かれ、笑顔で対応してくださった。とても素敵な方だった。

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