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月間8得点のウィルソンが、イサクとのスタメン争いに言及「互いに高め合っている」

4月30日のサウサンプトン戦で2ゴールを決めたカラム・ウィルソンが、試合後にスタメン争いについて言及した。イギリス紙「Mirror」が伝えている。

ウィルソンは4月の7試合で8ゴールをマークするなど、一時の不調を抜け出しチームを牽引中。一方で今季から加入したアレクサンデル・イサクの台頭もあり先発出場はわずかに2回と、ベンチスタートになる機会も増えていた。

来シーズンは60試合くらい戦うことになるかもしれない。1人の選手が60試合スタメンを張るわけには行かないだろう」

「夏にはストライカーを補強することになるだろう。クラブの方向性や、ハイプレス戦術を踏まえると、選手の数が必要だ」

「僕らは互いにパフォーマンスを高め合っていると思う。良いプレーができなければ、スタメンには入れない。その状況を僕は必要としている。傲慢になることなく、それを刺激に変えて、最近は上手く得点に繫げられている。そして楽しめてもいるね。これは挑戦さ」

ウィルソンのライバルであるイサクは、シーズン前半の多くを負傷のために欠場。後半戦に入り徐々にプレータイムを増やし、直近の10試合では7ゴールを記録するなど、プレミアリーグへしっかり適応してきた印象だ。

「イサクと僕についてみんな尋ねてくるけれど、チームにとっては有益だ。頼れる選手が2人いたほうが良いからね。どちらが出てもゴールを奪えるし、最前線で引っ張っていくことができる」

「個人的にはチャレンジングさ。チャンピオンズリーグに出るようなクラブは、毎週プレーすることは確約されていない」

「アレックスが点を獲り始めてから、僕はドバイでのリフレッシュ期間を経て、仕切り直しできたんだ。そこから得点が生まれるようになっているし、シーズン終盤にかけて互いに高め合っているよ」

「この競争を避けてはいけない。先発が確約されていては成長できず、衰えるだけだろう」

イサクとウィルソンのどちらを起用すべきかについてはファンの間でも意見が割れている。エヴァートン戦やサウサンプトン戦ではイサクが左ウイングを担当し、ワントップでプレーしたウィルソンと共演する機会もあったが、本職のサイドアタッカーであるアラン・サン=マクシマンがハムストリングの負傷から復帰すれば、メンバー構成のバリエーションはさらに幅広くなるだろう。

「彼はピッチ内外でナイスガイだが、我々は争っている」

「これまでも様々な争いを乗り越え続けて、今があるんだ。それは今も変わらない。アレックスのことはプレーしている時もそうでない時も大好きだけど、それと同じくらい自分がスタメンで出たいという気持ちも強いんだ。もしも2人でピッチに立つことができないならね」

「最終的には、現状はクラブにとってとても良いことだと思うよ」

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