「P-1グランプリ」延長戦
元カノから「甘えたがりの癖に甘え下手だから生き辛そう」と言われた鵺野です。甘え上手になりたい。
前回書いたこのnoteがすさまじい反響をいただいてありがたい限りです。何がそんなウケたんじゃろな。
こ、公式さん!?
そんな小生のプリン食べ散らかし記事なんだが小遣い程度にでもなればなと思って最後に課金ボタンつけといたのよ。どうせ誰も買わんじゃろと思って。でも世の中って酔狂な人がいるもんなのね。
4人も買ってくれました!neconezumiさん、ストくねさん、大体いつも眠い人さん、しょうりゅーさん、あざーーーーーーーす!!!(爽)
さてせっかく小銭を巻き上げたのでちょっくら銭湯にでも行って帰りに酒でもブチ込むかと企んでいたのだが、そういえば前回のnoteの最後に俺なんか書いてたような…
あーもー私ってバカ。
さんざんプリン食い散らかしたじゃん。アホなの?なんでプリンまた買うとか言ってるのこの人?シュガーホリック過ぎて怖い。
ま、そうは言ったって?別に?貰った金は貰った金だし?どう使おうと勝手だし?言わなきゃバレないし?別に何も悪いことはしてないし?
あーもー私って本当にバカ。バカプリン。
ええ買いました。買いましたとも。「人との約束と納豆のパックの底は絶対に破るな」って言われて育ったから。しかもコンビニに置いてあるプリンはだいたい食い尽くしたのでわざわざスーパーを2件ハシゴして新たに3種類買ってきた。俺はもうプリンに呪われている。
そんなこんなで追加で買ってきたプリンたちで「P-1グランプリ」延長戦を開催します。眠い。
エントリーNo.12「2層のカスタードプリン」
家で1人深夜に開催したので写真が殺風景なのは許してちょ。延長戦トップバッターはこちら。前回に引き続きクリーム系がエントリー。パッケージから既にこぼれんばかりのクリームが伝わってくるが果たして。いざ実食!
やっぱプリンってうめーーー!!!(単純)
味の系統としてはプッチンプリンの系譜だ。しかしこちらの方はゼラチンっぽさは少なく、しっかりと正統派なプリンとして美味しい。いやだからプッチンプリンも美味しいってば。
そしてなんと言っても上に乗ってるクリーム!これが下のカスタードプリンと相性抜群。甘さと甘さが手を繋いでフォークダンスしてやがるぜ。味といい甘さといいこのプリンは明確に子供向けだ。舌も精神年齢も5歳で止まっている鵺野にはドストライク。給食で出てきたら争奪じゃんけんで死者が出る。
延長からいきなりハイレベルな戦いを予感させるプリンだったが果たして採点は。
いきなりの90点スタート!いや美味いよこれは。思ったんだけど利用者層を考えるにスーパーの方が子供向けの味にアジャストしてんのかな。いずれにしてもこれがおやつに出たら子供は100人中98人は死ぬほど喜ぶだろうし、残りの2人は本当に死ぬ。まさしく味のおもちゃ箱や。
エントリーNo.13「こだわり極プリン」
「極(きわみ)」と言っておきながら比較的安価で買えるこちらのプリンがノミネート。よくスーパーで売ってるタイプのプリンだが果たして。いざ、実食!
これもまたンまいですね~~~~~♡
ずっしり重量感のある甘いプリン部分に対して底のカラメルはビターかつサラサラの液体タイプ。コントラストがハッキリしているので一緒に食べてもそれぞれの味がちゃんと主張している。うめー!
ただほんとに強いて言えばなんだけど、コントラストがハッキリしている分個人的にはプリンとカラメルとのハーモニーが他のプリンと比べるとあまり感じられなかったかも。やっぱりカラメルはまとわりつくようなとろみを持っていて欲しいしプリン自体の甘さにももうちょっと寄り添って欲しいかも。はてさて採点やいかに。
うーん…ちょっと低くつけすぎたか…?前回から日を跨いだせいでどうも基準がブレてしまっている気がする。でも前回の「森永の焼プリン」の86点は超えてない気がしたんだよねー…
総評は「金子みすゞ」。プリンと、カラメルと、それから私。みんなちがってみんないい。そう思えるプリンでした。
エントリーNo.14「クレームカラメル」
商品名にプリン入ってなかったけどポップに「一流パティシエが認めたNo.1プリン!」って書いてあってから一応プリンらしい。一流だか何だか知らないがP-1の審査委員長は俺だ。いざ、実食!
え、待って、美味いんだけど。(暗黒微笑)
衝撃すぎて腐女子みたいになった。待ってください。尋常じゃなく美味いです。事件です。
何この上品さ!?プリン自体の美味しさもさることながらカラメルとの調和が取れすぎてて美味い通り越して尊い。表面の焼き目のアクセントも絶妙。これはキマシタワー。デパ地下の有名洋菓子店のスイーツと言われても頷ける完成度。そりゃ一流パティシエも納得するわ。
正直延長戦はさらっと流すつもりだったというか「どうせカスタードプリンには勝てないんでしょ?」と見くびっていた部分が多分にあった。いい意味で裏切られたぜ「クレームカラメル」。しかし俺は審査委員長だ。どちらかに軍配を上げなければならない。長考の末俺が出した結論は…
同点!!!決めらんねーーーーー!!!つーか番外編で1位タイ取るなよ!!!趣旨がブレるだろうが!!!!!
ほんとはこんな延長戦で高得点つけるつもりなんかなかったんですよ。でもねぇ、「クレームカラメル」があまりにも美味すぎたんですよ。嘘だと思うなら食べてごらんなさいよ。そんで是非俺に感想を教えてくれ。
結果発表…?
いや、ちょっと待ってくれ。延長戦ということで軽い気持ちで始めたが果たしてこれでいいのか。俺はこれで各食品メーカーに胸張って品評したと言えるのか。ふざけるな鵺野。恥を知れ。
俺はこういうひとりよがりな採点をしないために前回審査員を呼んだんじゃなかったのか?なのに延長戦だからと言って独断と偏見で順位を決めてどうする?いくら「鵺野が一人でよがって気持ちよくなるだけの自意識と自慰に塗れたnote」を標榜する「鵺野のひとりよがり」とはいえそれは許されざる暴挙ではないのか?
ということで気付けば鵺野はある方に連絡を取っていた。その方といえばもちろんそう、えち姉(えっちなお姉さん)である。(存じ上げない方は前回のnoteを読みなさい。面白いから)えっちなお姉さんに実際にこの3つを食べてもらい後日意見を頂戴した。以下その要約である。
正直これは予想していた。俺は好きだけど甘いの苦手な人には刺さらないんだろうなーと。やっぱり俺みたいな舌と倫理観が5歳で止まってる人間が好むプリンなんだな。ということで話し合いの結果「2層のカスタードプリン」は90点から89点に下方修正。
こちらはえち姉的にはかなりの高評価だったようで俺と正反対の結果になった。やはり液体でかつビターテイストなカラメルの部分で評価が割れるらしく、前回のトップバッター「窯出しとろけるプリン」並みの点数のバラつきが見られた。俺自身も少し低くつけすぎた感覚があったので「こだわり極みプリン」は85点から88点に修正!やっぱり一人で付けると点数が偏るな。
まあここまでは正直どうでもいいっちゃどうでもいいんですよ。問題は俺がテンション上がって1位タイにしてしまった「クレームカラメル」だ。いや、さすがにこれは誰だって超高得点を付けざるを得ないはず。果たしてえち姉の評価は…
ですよね~~~~~~~!!!!!!!
やっぱり「クレームカラメル」は美味かったのだ。俺の舌は狂ってなかった。前回の「カスタードプリン」もそうだけど本当に美味しいプリンって意見が割れないんだね。誰が食べても美味しいと思うもんやっぱり。
最終順位
前回のも踏まえまして総合順位を表にしてみたよ。
延長戦だから軽くやろうなんて考えてたら普通に結構なボリュームになってました。(ここまでで約3700字)
あと書いてるうちに「でっかいバケツプリン作って10人くらいで食べてえな」って思ったのでそれもそのうちやりましょう誰か。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?