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Nudgeカードが社会貢献の証として知られることで、若年層でも手軽に途上国支援を行えるカルチャーを作りたい 〜NPO法人「ロシナンテス」クラブ〜

Nudgeカードのクラブオーナーである、「ロシナンテス」理事長の川原様に、Nudgeサービスの魅力・共感している点や、今後Nudgeを通じて知ってもらいたいロシナンテスの社会貢献活動についてお伺いしました。


クラブオーナー「ロシナンテス」様について

ロシナンテス様は、アフリカにおいて、医療を中心に支援活動を行っている認定NPO法人です。

病院がない、医者がいないなど、発展途上国には、厳しい現実がまだまだ存在します。ロシナンテス様は、そのような地域に暮らす人たちに医療を届ける活動を続けています。
医療施設のない村々を回って医療を提供し、国や地域と協力しながら診療所をつくり、給水所の整備や学校建設、栄養改善なども含めた包括的な保健事業を整備することで、現地の人たちだけで医療を継続できる仕組みづくりをされているのが特徴です。
特にアフリカのスーダン・ザンビアで活動し、人々が「医療」を自分たちのものにするため、「医療の開発支援」をされています。


インタビュイーのご紹介

ー  本日はお時間いただきありがとうございます。川原様の自己紹介と、ロシナンテス様のクラブ概要について教えてください。

ロシナンテス理事長の川原です。
2002年に外務省の医務官として赴任したのが、アフリカのスーダンでした。当時は内戦の只中で、日本政府からの支援は、欧米諸国と同じく1992年から途絶えており、医療施設は全くと言ってよいほど十分なものではありませんでした。
「目の前に病んだ人がいても何もできない!」と感じ、2005年に外務省を辞して、スーダンで医療活動を開始しました。
2006年に「NPO法人ロシナンテス」を設立して以来、日本でもスーダンでも、大変多くの方々に支えられながら、支援活動を継続することが出来ています。

クラブのご紹介

「ロシナンテス」クラブ

  • 病院が無いなどの理由で、必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備している、認定NPO法人ロシナンテスのクラブです。

  • ご利用金額に応じて、ロシナンテスの活動を報告するメールマガジンや会報、現地の活動動画を視聴することができる特典が付与されます。


Nudgeの魅力とは

Nudge導入を検討したきっかけ、決め手は?

ー  川原様が、Nudge導入を検討したきっかけ、決め手はなんでしょうか?

1年と少し前、日本に帰国した際にGaming Capital Managementの小坂社長からナッジを紹介してもらいました。
小坂さんと私は元ラガーマンという共通点があり、いつもラグビーの話で盛り上がるんです。
そんな会話を楽しんでいる時に、小坂さんからロシナンテス独自のクレジットカードが作れる仕組みがあると伺ったのがNudgeを知ったきっかけです。

実は私自身、Nudgeの仕組みを全ては理解できていませんが、導入に当たっては当団体の金銭的負担も特段なく、何よりもラグビー仲間の小坂さんのお勧めということもありNudgeの導入を決めました。


Nudgeサービスの魅力・共感している点

ー  クラブ会員が普段の買い物を通じてクラブオーナーの活動を支援できるのがNudgeの特徴ですが、川原様が考えるNudgeの魅力や共感している点があれば教えてください。

ロシナンテスは、活動資金の8割以上をご寄付に支えられている組織ですが、ご支援者の方々からは「直接的な寄付以外にも何かできることはないか」というありがたいお声を頂きます。
Nudgeはそのようなお声に対応できる新しい支援の形ですし、直接的な寄付をする余裕はないけれども何か社会貢献したいと考える方に対しても、有効な手段です。

このように支援の選択肢が増えるということは、あたらしいご支援者さまに出会う機会にもなるため、非常に有り難く感じています。


Nudgeを通じて知ってもらいたい社会貢献活動について

ー  現在、ロシナンテス様が力を入れている活動で、Nudgeユーザーに広めたいことはなんでしょうか。

ロシナンテスは、地域にそもそも病院がなく、普段から医療を満足に受けることができない国に対して、どのように医療体制を作っていくか、どのようにシステムを構築していくかを考える「開発支援」を行っています。

医療体制の構築を考える前に、生活のための水がないエリアには水を。病院を作っても医療従事者がいないエリアでは医療教育できる環境を整えるというところから始めることもあります。

そういった中、現在はデジタル技術や新しいテクノロジーを使った「モデル地区」の構築に挑戦しています。
複数の日本の国立大学と大手企業が参画しているプロジェクトで、遠隔医療やそれに必要な携帯型X線技術の普及、日本のマイナンバーのような制度の導入や、デジタル母子手帳の開発など、多くの実証実験が行われています。

このような活動が、発展途上国において日本人により実施されていることを多くの方に知ってもらい、少しでも支援の輪が広がれば嬉しいです。


Nudgeの課題とは

ー  Nudgeは、18歳以上の高校生や大学生のファーストカードとして活用いただくことも多く、ユーザーに10代20代のいわゆるZ世代が多いです。
その世代の方々は、ロシナンテス様をはじめとしたソーシャルグッド関連のクラブに関心を示すユーザーが多いのではないかと考えています。

私たちも、途上国支援を次世代に繋ぐという観点で若年層へのアプローチも強化したいです。
現在、講演活動などを通じて若者への啓蒙活動をしているものの、こちら側のリソースも限られているため、Nudgeを通じて若年層にロシナンテスの活動を知ってもらえるとありがたいですね。


今後の展望

ー  最後に、今後Nudgeを使って実現していきたいことをお聞かせください。

Nudgeカードを持つことや、スマホにアプリが入っていることがいわゆるソーシャルグッドに関心がある「ステイタス」になるようなムーブメントが起こることを期待しています。

これまでのクレジットカードの在り方は、「使えば自分にポイントが入ってお得」ということでした。
これからは、自分だけにメリットがあるカードを選ぶということではなく、他者に貢献できるカードとしてのNudgeの存在が認識されるといいですよね。

私たちは、デジタル技術や新しいテクノロジーの力を使って、途上国支援に革命を起こしたいと考えています。
Nudgeユーザーの方々にも、この新しい金融の仕組みを使って我々の活動を知って頂き、ぜひご支援頂きたいです。

ー  川原様、貴重なお話、誠にありがとうございました。本日頂いたNudgeへのご期待も踏まえ、Nudgeでは更なるサービス向上・認知拡大に努め、ロシナンテス様の活動を全力でサポートしたい所存です。今後ともよろしくお願いします。


【編集部より】

最後までお読みいただきありがとうございました。
インタビューさせて頂いたロシナンテス様では、利用金額に応じてさまざまな特典がもらえる「ロシナンテス」クラブを開設・運営頂いています。
このクラブを使い途上国支援の活動を若年層にも伝えていきたいという川原様の取り組み、ご参考になりましたでしょうか。
ご不明点等ございましたら、お気軽にNudgeまでお問合せください。

また、Nudgeでは様々なスポーツチームやアイドル、企業などの「クラブ」が用意されています。
好きなクラブを選択して普段通りにカードを使うだけで、クラブの特典がもらえます。
詳しくは、Nudge サイトをご覧ください。



取材:岡田俊樹・山咲かもめ


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