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女性よりも男性の方が〇〇に強い

この〇〇の中に入るのは何でしょう?と言われて何と答えますか?
多分、大半の人は「数字」と答えるのではないでしょうか?
もちろん、こんなの、思い込みにすぎません。
このように、多くの人に浸透している固定観念や思い込みの事を
「ステレオタイプ」と言います。
他にもステレオタイプがあり、それが人種差別などの差別、戦争などと
間接的に関わり合っていると思われます。

しかし、その反面、ステレオタイプが良い事に働く場面もあります。
それは、認知的負荷の軽減です。
僕たちのいつの間にか浸透しているステレオタイプは日常会話では
「気づかない前提」として話を進めることができるのです。
こんな話があります。
魚A「僕たちはなぜ息ができるの?」
魚B「水があるからだよ」
魚A「水って何?」

この例えはとてもよくステレオタイプの在り方を表していると思う。


さて、ステレオタイプの説明を今日はしたいのではない。
この記事を読んでくれている皆さんに聞きたいことがあるのだ。
Q,誰かに差別発言をした時、その差別発言をした人が悪いのか、差別発言に対して注意した人が悪いのか、と言う質問だ。
さぁ、あなたはこの問題にどう取り組む?

僕は優しいので、判断材料を渡してあげよう。
やはり、この世には一定以上差別されてしまう人達がいるわけだ。その対象者とは具体的にはわからないが、"普通"とは違う人達がどうやら差別される傾向にあるようだ。
しかし、差別された側は、その時どう思うだろう。「嫌だなぁ」と思う人ももちろんいる。
しかし、差別をいじられてむしろ嬉しいと思う人がいるのも事実なのだ。

さて、答えは出ただろうか?
この場合、ほとんどの人は、どちらかが悪いと決めつけてしまうだろう。
しかし、判断材料から分かる通り、「あの問題だけではどちらが悪いなんて言えない」のである。
しかし、あなたは、「気づかない前提」に捉われていて、どちらの方が悪いかとしか考えなかった。
これが、ステレオタイプのメリットでもあるし、デメリットでもあるのだ。

では、今回の場合、その「気づかない前提」とは何だろう。
それは、「この一例でどちらが悪いか決める要因は満たしている」と言う前提である。
しかし、本当にこの一例でどちらが悪いか決める要因は満たされているのだろうか?
この場合、前提を疑う余地が十分にあると考えて良いだろうと思う。

さて、このように、ステレオタイプは日常のあらゆる面で登場してくる。
本当に自分の今の答えで良いのか、「気づかない前提」はないか。
常に自問してみよう。それが、バイアスを取り除く第一歩となる。

ではまた次回!instagramやTikTokもやってるから見てみてね

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