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子育てと育児 相談を受けて気づいたこと

今年に入り、次のような相談をよく受けるようになりました。

・子育てをしながら、自分のやりたいことをどうやって実現すればいいのか
・子どもを保育園に預けて仕事を再開するべきか、それとも今しかない子ど 
 もとの時間を一緒に過ごすべきか
・仕事を再開したいが子育てによるブランクがあり、社会復帰が不安だ

私に相談してくる方々は、悩んでいるというより、決意したことを報告してくれることが多いです。話を聞いてもらうために、何を聞きたいか考えて準備してくれる方や、自分のやりたいこと、やるべきことをノートにまとめている方も多く、すでに自分で行動を起こしています。

私自身、特にアドバイスはしません。無責任なことは言えませんし、あくまで「私の場合はこうだったよ」とか、「他のお母さんでこういう人がいたよ」という話をするだけです。そして、そっと背中を押してあげる、そんなスタンスで話を聞いています。

相談を受ける中で、私自身の考えも整理することができました。


1. タイミングの良い時なんて一生来ない

子どもが幼稚園に入ったら、小学校に上がったら、大学を卒業したらなど、子どもの成長に合わせて自分のやりたいことを始める時期を考える方も多いと思います。でも、私の8年間の子育ての経験から、良いタイミングなど一生来ないと感じています。思い通りに行かない日々。同じ明日は来ないと考えるようになりました。やりたいことも年数を重ねるごとに熱量が薄れていきます。やるべきタイミングは「思った時」だなと。また、一気にやろうとすると継続が難しいので、少しずつ進めてみるようになりました。その考えを持つようになってから、0か100かだった私が、少しずつ積み上げていけるようになりました。数ヶ月後には変わっていなくても、10年後には必ず違う景色が見えてくると信じています。
ちなみに、いざとなったら、仕事はどうでもいい。こんなこと言ったらクラアイントにびっくりされそうですど…。仕事はいつか何かしらの理由できなくなるから、それまでは、できる間は頑張りたい。

2. 挑戦することに慣れておく

必ずしも仕事をしなければいけないとは思いません。重要なのは、「今何しているの?」に答えられるかどうかだと思っています。それが子育てでも、仕事でも、夢中になっている趣味でもいいのです。とにかくやってみる、何かに挑戦してみる、そうして挑戦する癖をつけておくと、時間に余裕ができたときに、「暇だ」「必要とされていない」などと落ち込まないようになると思います。

3. 私の代わりなんていない

家族にとって、私の代わりはいません。仕事も同じです。実務的なことだけを考えれば他の人でもできるでしょうし、私がいなくても会社は回ります。でも、私は一緒に仕事をする上で「価値観が合うかどうか」を大事にしています。価値観の合う人に出会うのは本当に難しいです。だからこそ、私の代わりはいないと思うし、あなたの代わりもいないと思っています。あなたの事を必要としていて、力を貸してくれる人がきっといると思います。

小児科の医師である毛利子来さんの著書にこんな言葉があり、とても私の心を軽くしてくれました。子育てしながら働く人へのサジェスチョン。

「子どもには子どもの人生があり、わたしにはわたしの人生がある」

毛利子来著「子育て、こうしてみたら」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
少しでも共感いただけたら嬉しいです。
ではでは、また書きます。


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