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必要なココロの栄養を。

まずこの記事を読んで欲しい。

昨年の2月、最初にクラスターが発生し槍玉に挙げられたのはライブハウスでした。

弊社は2/19と23に感染者が確認されたライブハウスで2/21,22とライブを行いましたが、当時から考えうる限り万全に対策し、結果、お客様、出演者、制作側スタッフ、会場のスタッフいずれからも感染者を出すことはありませんでした。
事実が確認されてから1ヶ月間は毎週お越しくださったお客様にメルマガをお送りし、何か体調不安や気づいたことはお知らせくださるよう連絡を取り合い、心配してPCR検査を受けた方はスタッフ関係者含む2名、どちらも陰性でした。
1ヶ月を過ぎ最後のメールをお送りしたあと、たくさんの方から
「あの時期大変な中だったけど、行ってよかった」
「今は大変だと思いますが、どうかまたライブしてください」
と励ましをいただきました。

その後劇場でのクラスター騒動が一度新宿でありましたが、それ以降の音楽業界ならびに演劇業界の対策は、本当に、人件費度外視といっても大袈裟でないほどに、消毒や検温、こまめな会場各所のアルコール拭き上げなど細心の注意で行われています。
そして、冒頭の記事にあるように、それ以降、我々の業界でクラスターは発生していません。

今も、n/のメンバーたちは、まもなく始まる
郷ひろみさんのコンサートツアーのリハーサルや準備をしており、また私自身、当日制作に入っている舞台の稽古や準備に追われています。

マスクをつけたままの稽古やリハーサルは、正直やりづらいです。
顔がよく見えない中、阿吽の呼吸で空間を支配していく演者たちは、さすがプロフェッショナルの一言に尽きます。

この世の中、会場に来てくれと声高に言えない中、作品を作っていく辛さ。
それでも、そんな中を、覚悟を持ってチケットを買い足を運んでくださるお客様に、最高の時間を、作品を届けたい。
その一心で、皆んな心を繋いで頑張っています。

無理はしないでください。
外出に心にストレスを感じる方や、ご家族やお仕事の事情でショーを観覧しに来られない方は、今は配信や映像作品などで楽しんでいただく手段も増えています。
それはもう大前提だし、感染拡大に繋がるようなことは我々も絶対にしてはならない、それはわかっています。

けれど、こんな中だから、エンターテイメントに触れる時間だけは、全身で感じて、ココロを緩めて、窮屈な毎日からココロを解放してもらえたら。
今だからこそ、届けたいこと、届くことがあると信じています。

物理的距離は保っても、ココロの距離は寄り添いたい。
応援してくださる方は、会場でも配信でも、音源やグッズを購入するのでもいいんです。
どうぞ、無理のない形で、無理のない範囲で、応援し続けてください。
皆さんの想いを伝えてくださることで、表現者たちは気持ちを繋いで頑張ることができます!!

受け取ってくださる方がいて、エンターテイメントは意味を持ちます。
どうかどうか、表現者たちの想いを、生き様を、応援してください!
彼らが決意を持ってお届けするステージは、必ず皆さんのココロの栄養になります!!!

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