9.これまでのバスケ人生(中学編④)
今回は、コーチの教えと実戦経験を積みながら成長していき1年生の晴れ舞台!一年生大会について書いていきます。
キャプテンに!
1年生大会にあたり、キャプテンをやることになりました。
当時は人前に立つのが恥ずかしかったので緊張しながら仕切っていたのを覚えています。ただ、いざ試合になると人が変わったようにオラオラでやってました(笑)
流石は中学生。スイッチが入ると止まらず、1年生大会前の練習では先輩に噛みついたり怖いもの知らずでしたね汗
チームのバランスはよく、各ポジションとミニバス経験者が自分含めて3人いて仕上がりもよかったです。そして大会当日を迎えました。
大混戦
緊張しながら1試合目に臨みました。相手はよく練習試合をしていて手の内がわかっているチームでした。ミニバス経験者も多く苦戦することはわかっていました。
前半は、立ち上がりがよかった自分達が優勢でしたが後半始まってすぐに状況が一変しました。
それは味方の1本のパスミスからでした。なんか今のミスが嫌な感じがしまして一人警戒していましたが予感が当たりました。
こちらの攻撃のリズムは悪くないのに点が入らない。相手は安定して点を取り始めてきて最終クォーターには逆転されていました。
最終クォーターで勝っていたチームが逆転されて追う展開になるのは精神的に負担がかかります。早く点を取りたいのとさっきまで勝っていたのに!!!と気持ちが焦ってくるからです。
残り時間がない
お互いに譲らないまま、残り10秒で3点差の状況で自チームの攻撃でした。
(実はこのとき4点ビハインドと勘違いしていましたが(笑))
もう自分で仕掛けるしかないと腹を決め、相手をかわし、態勢が崩れた状態で放った3Pがバンクショットで奇跡的に入りました!!!
その試合での歓声は今でも耳に残っていますね。
そうして流れをこちらに引き寄せたまま延長戦を行い、辛くも勝利しました。その後は決勝まで進み残念ながら2位でしたが大健闘でした。
この試合で得られた1番のことは、「試合の流れ・勢い」を試合中に自覚できたことです。最悪のケースを想定するからこそ流れの変化に気づき、対処できず分からないまま試合を持っていかれなかったのが自分の中で成長した点でした。徐々にコーチのアドバイスが経験の積み重ねで身につき、応用でき始めていたのだと思いました。
今回はここまで!次回は、よりPGとして成長した2年生になったときのお話を書いていきます。
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