金沢と食と姪

ちょいと金沢へ。

社会人となったタイミングで
家族が遠く離れた関東に引っ越しし、
育った金沢で独り暮らしの姪っ子。

ちゃんと食べてる？って伯母心。
といいつつ発案は独り暮らしを案じた夫。

行くならこの日、この時間帯しかない、と
義実家に子供たちをお願いして
夫婦で弾丸訪問。

金沢の近江町市場近くにある
居酒屋で仕事帰りの姪っ子と合流。

写真をまともに撮る間ないくらい
喋り、

19になる女の子の現在地
その想いに重ねたり
色々感じ入る

店を出れば雨。
時雨の町・高島から北陸に繰り出した私ら夫婦、
浅はかにも傘なし。

なんとかなるやろ、大したことではないよ

そしたら
「もしものために、ってもう一本持ってきたし
○ちゃん(※私)たちで相合い傘してね」って
姪っ子が十六本傘を出してきた。

なんとかなるものだね、と笑いながら
受け取って
ハンドルキーパーの姪っ子が停めてる
駐車場まで歩く

風のきつい金沢では
骨は16本ある傘が必須なのだそう。

仕事と自宅の往復の日々で
人に会いたくて仕方なかったという
姪っ子が、はにかんだ。

本当はお母さんのご飯が恋しいんだって
今は遠くなってしまった実家へ行ったら
両親の肩を揉んだり
時間の限り親孝行したい、と。

姉にリアルで聞かせたい話も連発
いい子に育ったなぁ。

まさか姪っ子が運転する車に乗る日がくるなんてしみじみしっぱなし

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お店「かねき屋」
近江町市場近く

一切れの厚みと長さに驚かされた
ボリューミーなお造りの盛り合わせ


お魚の甘味、歯応えは
お魚の美味しい町に来たなー！
という実感とともに。

白子の天婦羅、
能登牡蠣天婦羅
能登椎茸のお浸し
などなど頂きました。


とあるイタリアン調理人の友人から聞いて、
滋賀県から来ました！と言うと

なーに、お隣みたいなもんでしょっ
てせせら笑うチャキチャキ女将😊

また行きたいわ