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1001回目のさよなら

青春時代はずっと君と一緒に過した
だから君がいることが当たり前で
君を好きでいる自分が当たり前だった

親に聞いても
結婚するならその人だよっと何故か言われる
でもわたしたち
同じような理由で何回も何回も喧嘩して
何回も何回もさよならをして
今度こそ君から離れると決めて
そして元通り。

そんな自分は嫌いじゃなかった
君と一緒にいるからこそわたしはわたしだって思ってた

いつからだろう
気づいてしまった

わたしはひとりの方が気が楽
君と一緒にいると
頑張らないといけないこと
そして何よりも頑張ることを嫌っていること

それでも
会いたい
そばに居たい
一緒に笑いたい

河川敷で花火をしたり
海で散歩したり
夏の夜にコンビニでアイス買ったり

すべてを満たしてくれる君だったのに
いつから息苦しくなったんだろう

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