見出し画像

「いい子」卒業したよ

わたしだけじゃないと思うの、
小さい頃から
あなたいい子ね
いい子にしてね
○○ちゃんは本当に優しいね
と言われ続け
いつしか自分の気持ちを隠してても「いい子」を貫き通すことを優先するようになった。

好きな人の前では、好かれたい人の前では、
人の悪口を言わない、モテテクニックを試してみたり、本当はネガティブなのにポジティブなふりをして…
無理して自分を偽るのはやめたよ、
大事な人ほど自分の闇を見せたほうがいいよ。

嫌なものは嫌だって言うよ。

そんなことしてたら、
ほかにちゃんと「いい子」のふりができる子には敵わないし、元々本当に優しい子にもっと敵わない…わたしの株は下がる一方だって事も知ってるさ。
せめて、せめて本当に優しい子を選んで欲しい。
これもただの嫉妬かな、
ちゃんと努力していい子ぶる努力も決して楽じゃない。わたしにできない努力に嫉妬しているに違いないや。

それでも、
ありのままの汚くて惨めな泥臭いわたしを受け入れてくれる人を待つよ。

優しくなる努力はするね。
向日葵やわたあめにはなれないけど、
蒲公英くらいにはなれるんじゃないかな…

70億分の1の私を見つけてくれてありがとう。