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今ヌ
2021年5月31日 19:27
カミュもサルトルも好き、シオランも好き。そして今日初めて、シオランにとって二人は「敵」のような存在だったという衝撃的な事実を知った。そもそも前編ではペシミストは怠惰で衰弱な人間だと断言しているのに、「敵」や「友人」といった表現にも違和感を抱く。嫉妬や憎悪が「生」の証しだというのに、どこから攻撃的で鋭い言葉を紡ぐエネルギーが産まれたんだろう。世界は矛盾だらけじゃないか。度を超した「嫌悪」