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【日記】しのかなしみをのりこえたとき

今日は少し遠い店舗にヘルプだ。
本当は6月からこっちの店舗に異動なのだが、人が足りていないようなのでチョロチョロ通っている。

電車に乗って出勤。いつもの店舗だと一駅しか電車に乗らないので乗り継ぎして30分も乗るのだるいな…と思っていたが、「私、通勤してる!」という感じがして意外と悪くない。

電車の中でカラカラに想いをはせていた。昨日のピカの映画で見たせいだ。
カラカラは死んだ母親の骨をかぶって泣いているが、ポケモンの世界にはカラカラという種族はたくさんいて、みんな同じように頭に骨を被った姿をしている。
つまりカラカラのメスはたまごを生むと皆死んでしまう性質なのだろうか。たまごから生まれた子供はどうするのだろう。そばには死んだ母親の亡骸。それが朽ちて骨になるまでそばで泣いて暮らすのだろうか。それとも、カラカラは孵化にものすごく時間がかかる種族で、生まれた頃には母は白骨化してしまっているのだろうか。

もしくは、元々カラカラは「死の悲しみを乗り越えると進化する」という性質を持っており、子孫が進化する確率を上げるために「たまごを生むと母親は死ぬ」という性質を後から会得した、という可能性もある。
なんて闇の深いポケモンなんだ…
映画を見るまでカラカラのことなんてすっかり忘れていたが、ものすごく好きになってしまった。今度から好きなポケモンを聞かれたらカラカラと答える。
どうか死の悲しみを乗り越え進化して、バルジーナを骨で打ち落としふくしゅうして欲しい。

着いて働く。すごく人が多い。
終えて帰宅するべく電車に乗っていたら夫も今仕事が終わったとのこと。今日は遅いので夕食はカレー屋で食べることにする。

カレー屋の道路を挟んでむかいの歩道の適当な段差に座って夫を待った。
家出少女のようである。
もう少女では全然ないので家出おばさんである。

夫はカレーを食べ、私はビリヤニとモモというネパールの餃子を食べた。スパイスがきいていて美味しかった。

お腹がぽんぽこぽんだ。

歩いて帰った。
田んぼでカエルがたくさん鳴いている。

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