【日記】北海道旅行①

四時半に起きた。外は真っ暗だ。

今日から北海道に行くのだ。
6時くらいの地下鉄に乗った。人は割合乗っている。みんな朝早くから仕事だろうか。

京都駅から伊丹空港までバスで行き、飛行機へ。私はあまり飛行機に慣れてないので、夫に着いていっただけだが、無事に乗れて安心した。

何でこんなに大きな物が飛ぶんだろう。
翼がポリンと折れてしまわないのが不思議だ。

一時間半程で新千歳に着いた。早いものだ。
窓から見える景色は雪だった。

飛行機を降りた瞬間、寒さが北海道だった。
しかし、京都の寒さとはまた違う気がする。
北海道は表面が寒いだけで耐えられる。
京都は、体の内側から冷えてくる感じで、いくら着込んでもどうにも寒いのだ。
大学の頃、北海道出身の子が京都は寒いと言っていたが、それが分かった気がした。

今日は新千歳周辺を観光して、夕方、小樽へ向かう。
あいにくの雨だったが、ノーザンホースパークという牧場でポニーのショーを見たり、千歳水族館を見たりした。
馬と違ってポニーは顔の大きさのわりに足がとても短く、可愛かった。ショーの終わりに撫でさせてもらい、ほっぺにチュウもしてくれた。
私はすっかりポニーが好きになった。

馬は馬で、しっぽやたてがみがサラサラで、体もつやつや、蹄鉄を響かせてカッポカッポと歩く姿は美しく、本当に綺麗で賢い動物だなと思った。

千歳水族館は千歳川の鮭と淡水魚に特化した水族館で、まさに地元の小学生が社会見学で来そうな雰囲気にあふれていて私好みだった。
ボタンを押したらクイズがはじまるディスプレイや、鮭の実際の重さが分かる模型などがあってすごく良い。
ドクターフィッシュの水槽に指を入れたらめちゃくちゃツンツンされてくすぐったかった。

小樽へ移動して、ホテルにチェックインした。
晩ご飯は回転寿司屋に行った。
もはや言うまでもなく美味しかった。
やはり新鮮な魚は違う…！

明日は小樽を観光する。
小学2年生の時、家族旅行で北海道に来た。
その時も小樽を観光したのだ。
あの時行ったガラスのお店にまた行きたい。

実家には、その時家族で泊まった運河沿いのホテルが描かれた風景画が飾られている。
亡くなった父が、道端で売っていた絵描きから買ったものだ。

またそんな風な絵がもし売ってたら、買ってみるのも良いな。