【日記】スープストックトーキョーに行く客らしさ
今日は講習を受けに行った。
食品衛生責任者講習というもので、資格とかではないのだが、1日講習を受ければそれで良いというものだ。仕事に必要なのだそうだ。
会場の建物に入ると学校のチャイムの音が鳴ってテンションが上がった。ちょうど9時だった。
会場は大学の講義室のようでこれまた懐かしい。折りたたみ式の椅子のついた長机に久々に座った。席番号はぴったり100番で、一番後ろの席だった。
受講者には若い人からおじさんおばさんまで、スーツの人も金髪の人もいた。
午前はおじさんの講義であったが、すぐに眠くなった。講義とはえてして眠くなるものだ。何とか耐えたがこれがあと5時間。これは今日は闘いだな、と気が重くなる。
12時になり、昼休憩。
近くの駅の地下街にあるスープストックトーキョーに初めて行った。並んでる人でカレーを注文した人はご飯の量を聞かれており、大盛りにできるのかな、と思ったらみな「少なめで」と頼んでいた。店員さんがわざわざこれくらいで良いですか?とご飯の量を見せて確認していた。
全体的に高校球児ならこの三倍は必要だな、と思える物量のメニューばかりだったが、スープストックトーキョーに行くような女性はそれでもご飯を少なめにする。スープストックトーキョーに行くような客らしさが出ていて良い。
午後からは若い女性の方の講義であった。
良い声ではきはきと聞き取りやすく、カラフルなパワーポイントも駆使して説明してくれた。時に四択クイズで受講者に手を挙げさせるなど退屈させないような創意工夫が感じられ、そうなるとこちらもしっかり聞こうという気になるものだ。
しかしその気持ちも長い時間は続かず、時折眠気と戦いながらなんとか耐えた。
「冬」を示したパワーポイントの画像が雪の中のアザラシの赤ちゃんの画像で可愛かった。(そんなことばかりちゃんと覚えている)
講義を終え、修了書や名前の入ったプレートなどを貰った。
買い物をして帰る。
今日は豚の生姜焼きにする。
材料を買って帰り、豚肉は冷蔵庫の下段に、野菜は上段に置く。あとで加熱するものとそうでないものは置き場所を分けるべきで、肉や魚はドリップがあるので万が一のことがあっても他の食材が汚染されないよう下段に置くのが良いと今日教えてもらった。
学んだことを活かせて良かったな。
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