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怒(ど)のむずかしさ

喜怒哀楽の中で怒だけめちゃくちゃむずい。

怒、全然分からない。
私が怒りっぽいだけなのか、それとも満場一致で怒る状況なのか。日常生活ではそういう判断が微妙なラインの時が多い。道すがらいきなりブン殴られるくらいのわかりやすさで来られたら分かるのに。さすがにだよ!って自信満々で怒るのに。喜んで怒る。喜怒哀楽のうちのふたつを組み合わせて怒るよ。嘘ですけど。いきなり殴られたら普通に嫌ですけど。

例えば、みんなが怒ってる状況でも私は「そうでもないな」という時があって、それはまぁまだ良いんですけど、逆に「なんでそんな事に怒ってるの?」って言われることもあって、それがやっかいです。怒るポイントがおかしい。それもわかってるから怒りに自信がない。よく考えると自分が悪いような気もするし、そうで無いような気もする。結果ちゃんと怒れず、モヤモヤして、寝て、そのうち忘れる、という。

私は穏やかそうに見えるらしく、あんまり怒ったりしないでしょ、と言われる。まぁ、実際あんまり怒ることはありません。でも、それだけじゃなくて、怒るのって難しいんです。変なところで怒っておかしな人と思われたくないし、自分が悪いのに気づかずに怒って周りを不快にさせそうで怖い。

私だけですか?みんな自信を持って怒れますか?
それとも、みんな大人だから怒るようなことがあっても静かに時が流れるのを待つのでしょうか。

上司は旦那さんと喧嘩した時に怒ってマンションのベランダから野外に結婚指輪をブン投げたらしい。そして結局見つからず、今はなぜか妹が元カレからもらった指輪をとりあえず付けているらしい。クレイジーですね。
喧嘩の内容は聞いてないので、その時は道すがら殴られるくらい分かりやすい怒りシチュエーションだったのだろうと思いますが、そのくらい自信満々に怒れるの、ちょっと羨ましい。

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