見出し画像

インドネシアでの新型コロナウイルスによる日本人差別の危惧について

こんにちは、Manoです。

最近世界中で感染が拡大していて、WHO(=世界保健機関)によりパンデミックを宣言された新型コロナウイルス(COVID-19)。

インドネシアではつい2週間程前までは感染者0とされていたのに、3月2日に初めて感染者が確認されてから国内でウイルスの感染が急激に拡大し、3月17日現在までで134人の感染が確認されています。国内の観光地や学校などは閉鎖され、私が通っているインドネシア大学は今週からすべての授業がオンラインに切り替わりました。

でもこれ、私はもっと前から感染者いたんじゃないかなって思います。

インドネシアの友達とコロナについて話したときに、彼は「インドネシアの人はコロナウイルスに感染してもただの風邪だと思って、トラック・アンギン(TOLAK ANGIN)飲んでれば治ると思ってるんだよ。だから病院にも行かないし、検査もしない。」と言っていました。

TOLAK ANGINというのはインドネシアで風邪のひき始めとか喉が痛いときに飲まれるハッカ味のシロップみたいなもので、私も喉に違和感がある時はいつもこれを飲んでいます。

彼が言うように、もしコロナウイルスに感染してたとしてもただの風邪だと思い込み、検査をしなかったり病院に行かなかったりした人がいたと私も思います。あと、もし病院に行ったとして、十分な検査をしてくれたのかも疑問です。

インドネシアは人口が密集しているし、危機管理も低いと思います。つい先々週スカルノハッタ国際空港に行った時も、マスクをつけているのは私たちのグループだけでした。至る所にwarungと呼ばれる屋台や大衆向け食堂の様なものがあり、衛星管理は十分とは言えず、衛星環境も決して良いとは言えません。

先週インドネシアに入国した日本人に聞いたところ入国制限も入国審査もそこまで厳しくないそうなので、このままだと本当に急激に拡大が続いていくと思います。

〜〜


さて、今回の本題に入りたいと思うのですが、このインドネシアでの新型コロナウイルス、始まりは日本人からの感染と報道されています。

それに伴い日本人に対する差別が危惧され、大使館からメールが来たり様々な日本人コミニュティから注意喚起の連絡が来たり、ネットニュースなどのマスコミで日本人が入店拒否やタクシー乗車拒否を受けたことなどが報道されています。


私は昨日、前回noteにも書いた『Goclean』を利用したのですが、家に掃除に来てくれたインドネシア人の女性になんだか冷たい目線で「中国人?」と聞かれ、日本人だと答えると「日本人?いつインドネシアに来たの?マスクしてもらっても良い?、あとアルコール持ってる?」と最初に言われ、私は8月からインドネシアにいることを伝えたのですが、あぁやっぱり日本人はそういう目で見られてるんだなと思いました。

その後暫く部屋を掃除してもらい、中盤に差し掛かったところで、「ねぇお姉さん」と声を掛けられ、

・喉とか頭とかどこかに痛みはない?
・本当にいつからインドネシアにいるの?
・最近日本に1回も帰ってない?
・いつまでインドネシアにいるの?
・日本はコロナウイルスがすごいんでしょ?
・家族でかかっている人はいる?

と質問攻め。私は去年の8月からインドネシアにいるので、コロナウイルスは持っていない、体の不調もないと何回も伝えたところ、彼女は「私には子供が2人いる。最初あなたに会って顔を見て日本人だと知った時すごく怖かった。心臓がバクバクした。たくさん質問してごめんね。嫌な気持ちにさせてごめんね。」と。

あ、この人はただコロナウイルスを警戒してただけなんだって思いました。

誰だってウイルスに感染するのは怖いし、ましてや大切な人が感染して苦しんだり、最悪命を落としてしまうことはきっともっと怖い。だから警戒して当然だと思います。

私が8月から留学してるとか、いつ誰と接触したとか、見ただけでわかるわけがない。もしかしたらつい最近日本から入国した日本人かもしれない。あるいはそういった日本人と接触したかもしれない。そう思って警戒するのは当然です。誰だって自分の身を守りたいんだから。

タクシーや食堂での日本人拒否が報道されているけれど、日本人って思ったらそりゃ怖くなると思います。だってコロナウイルスを最初にインドネシア人に移したのは日本人だと報道されているんだから。

先程も述べた様に、初見じゃ何年何ヶ月インドネシアにいるのかなんて分からないに決まってます。とりあえず「日本人」を警戒することはしょうがないし、それって危機管理がしっかりしてるってことなんじゃないかなって思います。


確かに、「⚪︎⚪︎人」=「コロナ」と判断して肉体的に危害を加えたり罵声を浴びせたりすることは間違いなく「差別」です。それは絶対にあってはいけない事だし、当事者になりかねない立場として若干の怖さも感じます。

それを批判することも当然だし、それを聞いて嫌な気分になることも当然です。

でも私は思います。

「差別」と「警戒」は違うということ

全部「差別」と捉えるのは少し違うんじゃないかなと。


何が正しくて誰が正しくて何が悪くて誰が悪いのかなんて私にはわからないし、私が言えたことじゃないし、それは一人一人個人の捉え方によると思うし、まだ私はそういった「差別」を受けてないから言えることなのかもしれません。

でも色んな報道による「差別」という言葉が一人歩きしないよう、お互いがお互いの想いや気持ちを考えあえる人間の思い遣りとかそういうものがコロナに負けないで欲しいと心から思います。

〜〜


昨日実際にコロナウイルス関連のことでインドネシアの人の話を聞く機会があり、少し思うことがあったので今回書かせていただきました。

自分でも考えとか言いたいこととかがまとまってなくてごちゃごちゃになってしまったのですが、小娘がなんか言ってるわくらいの気持ちで読んで頂けたら嬉しいです😅

それでまた、

Sampai jumpa


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?