日テレ新入社員に聞いてみた!Z世代が好きなもの&身近なもの①
こんにちは、『日テレR&Dラボ』です!
春は新しい出会いの季節・・・
R&Dラボにも4月・5月の間は毎週数名ずつ「新入社員」が職場研修にきています。
私たちにとって、数か月前まで学生だった人に話を聞けるせっかくの機会!
そこで、新入社員の皆さんに「最近はまっているコンテンツ」や、「今後伸びそうなプラットフォーム」について聞いてみました。
匿名なのでテレビ業界にも人事部にも忖度無しの本音です(笑)
「日テレ新入社員」というちょっと偏ったサンプルかも知れませんが、Z世代・デジタルネイティブ世代のリアルな声をご覧頂ければと思います。
今回は、4月にやってきた12名へのインタビューから、R&Dラボメンバーが「へー」っと思ったものを列挙していきます。
1.あなたが今、無茶苦茶好きなコンテンツは?最近友達や家族に薦めたものは?
【①インフルエンサー系】
★「唯一無二の絶品グルメ」というTwitterアカウント
https://twitter.com/muni_gurume
「むにぐるめ」というアプリを使ってます。お昼ご飯を食べる時は、これで調べてご飯を食べに行きます。
信頼できるし、この人が紹介してるなら間違いない!と思って使ってます。圧倒的なフォロワー数だし、自分でも何件か行ってみてハズレが無いのがポイント。
→(R&Dラボのつぶやき)グルメサイトの★より信頼できるかも・・・ちなみに日テレがある新橋で調べたら10件ヒットしました。
★YouTuber「JULIDY」さん
https://www.youtube.com/watch?v=wDjDBKIfxOI
かわいらしくてキラキラしているのが好き。
→(R&Dラボのつぶやき)たしかに、キラキラしているぅ・・・でてくるものが全部オシャレ。
★YouTuberのGraham Stephanさん
https://www.youtube.com/channel/UCV6KDgJskWaEckne5aPA0aQ
投資の仕方や、アメリカの市場、仮想通貨への意見など、20分くらいの動画で解説してくれていて毎日見ています。
他にも、SpotifyのPodcastを筋トレ中に聞いてます。音楽を聴くより情報を得たいので、ゴールドマンサックスやFinantial Timesや、Wall Street Jarnalのマーケット情報とかも倍速で聞いてます。
スマホのウィジェットで、投資情報を得られるようにしてます。テスラやETFなどの情報を集めてます。
短尺なモノで「短く」「早く」「効率よく」情報を得たいのがZ世代です。
→(R&Dラボのつぶやき)意識高すぎて鼻血が出そうです。
【②ファッション系】
★「骨格診断」
自分の骨格を診断して、似合う服を紹介してくれるサービス。例えば自分の骨格タイプが「ストレート」だったら、インスタに飛んで、同じタイプのインスタグラマー×GUとかコーディネーションを調べている。
モデルさんやタレントさんが着ている福は自分には似合わないなあ・・・みたいな現実的な思考があって、自分をどうしたら良く見せられる?コンプレックスを隠せる?ということの方が大事なので、使っています。雑誌はデジタルでももう見ないです。
→(R&Dラボのつぶやき)確かに、これじゃあファッション雑誌買わなくなるなぁ…
★AliExpress(アプリ)
中国版のAmazonのような感じで、日本だと18,700円とかのワンピがAliExpressの画像検索で似た商品をみつけて3,600円で買えます。
中国の売り手と直接話せて、英語や中国語で交渉ができるので、さらに安く良いものが手に入ります。今後伸びるサービスだと思います。
→(R&Dラボのつぶやき)商品が届かなかったのでクレーム入れて、もっと高い服を手に入れたそう…交渉力すごいですね(笑)
【③アプリ系】
★EE35フィルムカメラ カラー白黒12枚撮り
TikTokでバズっていて知りました。フィルムっぽい加工をしてくれる、250円のアプリです。Instagramで載せたら友達からも反響ありました。
写ルンですやチェキが流行っているけど、それだと結構お金がかかる。これは250円でずっと使えるので、こういう安くてクオリティ高いアプリが良いです。
12枚撮ると、フィルムを入れ替えてつかうようなカメラっぽいつくりで、そのひと手間も面白いです(笑)
→(R&Dラボのつぶやき)不便なところも含めてアプリで再現されててすごい!フィルムっぽい写真の方が「エモい」そうです。
★バチェラーデート(アプリ)
アプリマスターの人がおススメしていて気になっています。AIが自動でマッチングしてくれて、デートをセッティングしてくれる。
事前審査制で、ある程度の年収や顔のレベルが無いとはじかれるみたいです。
デートの後に相手に自分の評価をつけてもらえて、それで自分のダメなところを確認できるので、自分の恋愛の成長の為に使っている人もいるそうです。
私は使ったことは無いですが、勇気があれば使ってみたいです。
→(R&Dラボのつぶやき)いきなりデートをセッティングされるのは、ちょっと怖いですね。そして恋愛でも成長のために評価をつけてほしいなんて「真面目」だなあ…
【④その他ジャンル】
★Mリーグ
Abemaでやってる麻雀のプロリーグ。もともと麻雀が大好きだけど、頭脳スポーツとしてリブランディングしているのが好き。
麻雀はYouTubeのジャンルの一つにもなっていて、若い人も好きですよ。
→(R&Dラボのつぶやき)もう若い子は麻雀しないと思っていたら、ブーム再燃中です!
★ワンダーJAPON(雑誌)
東京の異空間旅行など、日本の変な所を紹介している雑誌。家でこれを見ながら妄想してお酒を飲んでいます。
日本の昭和大全のような雑誌も好きです。レコードとか、昔のビールの広告とかも人気で、インテリアとして飾っている人もいます。
→(R&Dラボのつぶやき)昭和は彼ら世代には、「別の国の文化」のように珍しくてかわいいものとして楽しまれているようです・・・
2.今、一番身近なプラットフォームは?これから伸びそうなものは?
★「Instagram」が若者の検索プラットフォーム
検索プラットフォームとしてGoogleは使わないです。
やっぱり、Instagramは個人が発信しているのが大きい、プロよりも自分に求めてるものに近いと感じるから。企業発信の情報は操作されてる感があります。
僕も好きなインテリアとかはGoogleとかよりもインスタで調べてます。
→(R&Dラボのつぶやき)こういう意見が最も多かったです。
★「TikTok」でリアルな情報収集
レストラン、カフェはもちろん、旅行も、地名+きれいなホテルみたいな感じでTikTokで探してます。調べる時は、TikTok→Instagram→Googleという順番になってます。
コメント欄でリアルがわかるのが良いです。もともとはInstagramやTwitterを使うことが多かったけど、情報が偏っていて・・・
Instagramは良いところしか映ってないし、Twitterもフィルタリングされていて、今はTikTokがもっとも本当の情報が見れる気がします。
→(R&Dラボのつぶやき)TikTokは「本音が見える」プラットフォームのようですね。
★友人とのコミュニケーションは「SnapChat」
大学時代から、まわりもみんな使ってます。でも、会社の同期にはあまりいないです・・・。
LINEだとすごく障壁を感じてしまって・・・。LINEで送るほどでもないこと、どうでもよいことをSnapChatで送ってますね(笑)
送って読んだら消えるので、返信してもしなくても良い感じが良いです。友達は留学帰りや、洋楽・外国かぶれが多かったのでしみついたのかも
→(R&Dラボのつぶやき)既読を気にしなくていいのでちょっとした会話はSnapChatの方が気兼ねなくできそうですね。
★コメント欄が見たい「YouTube」と「AbemaTV」
コメント欄が第2のコンテンツですね。気になった動画は、再生数が多くてもコメント欄が少ないと閉じてしまいます。考察チャンネルを良く観ていて、人によってとらえ方が違うのが面白いです。
Abemaもそんな感じがあって、テレビでいうお茶の間の感覚ができているのが良いです。
→(R&Dラボのつぶやき)みんなのコメントもひとつのコンテンツとして楽しんでいるようです。
★ニュースを見るのは「Twitter」
テレビ局公式よりは、一般人でフォロワー3万人くらいの人が流している情報で、生放送番組とかの内容をコメントしているものを見ています。
テレビ番組で流れたことをまとめてくれているアカウントは便利です。
→(R&Dラボのつぶやき)速報性の高いまとめ記事みたいな感じですね。
★時間の有効活用には「Spotify」
音楽も情報収取も、歩いている時間とかに聞けるので時間の有効活用ができます。映像系は歩きながらコンテンツは見れないので、Sptifyが一番便利です。
音声コンテンツのPodcast市場はアメリカでは3倍に成長し、Spotifyでも音楽の割合は20%くらいになると言われています。情報収集においては注目の配信方法だと思います。
Clubhouseはその場でしか聞けないのは利点でもあり、不便でもあります。情報の信頼性も「?」なので、Spotifyの方が信頼できます。
→(R&Dラボのつぶやき)「耳市場」は今後も注目ですね!
いかがでしたでしょうか?
私たちR&Dラボのメンバーの弱点は「平均年齢の高さ」です・・・
Z世代の声を聴けるのは貴重な機会で、かなり刺激をうけたので今回記事にしてみました。
これを読んでくださった皆さんにも、若者世代とのコミュニケーションにおいて参考になればうれしいです!
この企画は不定期連載です!次は、5月にやってくる新入社員の声をまとめたいと思います。
(お知らせ)
今回はフレッシュな日テレ新入社員の皆さんとコラボしてみましたが、これから日テレ社内のいろんな人をnoteに招いて行きたいと思います。
そしてもし、私たちR&Dラボの記事を見て日テレの仕事に興味を持たれた方や、日テレで働いてみたいなと思った方は「日テレ採用サイト」を覗いてみて頂ければと思います。
キャリア採用や、新卒採用の情報、日テレのお仕事紹介などなど、人事部の皆さんによる選りすぐりの日テレ情報がたくさん載っていますので、ぜひご覧いただければと思います!